メタルバンドのリハスタ爆音が耳に辛くなってきたのでライブ用耳栓を検討、購入

長らく活動を休止していたおっさんバンド（Dream Theaterのコピーバンド）が活動を再開しました。6月と10月にライブ出演の予定、コロナ前の2019年末のライブ以来の演奏ということでリハビリ作業のような練習を再開しています。

昨日もリハスタに入ったのですが、最近ちょっとスタジオでの爆音が辛くなってきました。
先日、久々にロックのライブを見た際にもそこまで爆音ライブでなかったにも関わらず翌日でも軽い耳鳴りがありました。加齢により爆音への耐性が下がることがあるかは知りませんが、昔はスタジオ練習やライブでの爆音にそこまで強いストレスは感じていなかったのが、最近は明らかに耳に負担が掛かっているのを感じます。

プロのミュージシャンから一般の音楽好きまで、騒音性難聴や音響外傷を患ってしまった話は以前から聞いたり記事を読んでいましたし、実際に爆音をストレスだと感じているなら今すぐに対策をした方が良さそうです。
friday.kodansha.co.jp
youngguitar.jp

昨日のスタジオでは最初の1時間演奏した時点で結構耳が厳しい感じだったので、持っていたワイヤレスイヤホンを耳栓代わりに装着しました。ノイズキャンセリングモードにすると、さすがに外音が不自然に消えすぎてやりづらいので、ノーマルモード、つまり音の鳴らないイヤホンを耳の中に入れてるだけの状態。

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moognyk.jp

音はかなりこもって聴こえるのであまり良くない。音が離れた場所で鳴ってる感じなので、バンドで演奏してる一体感がないというか。でも音が小さくなっている分、各楽器の音がよく聴こえるし、自分の演奏もよく分かることは実感できました。

やっている音楽がメタルですし、ドラムの音量に合わせて音を出す以上どうしても全体の音は大きくなることは仕方がない。広い部屋（20畳とか）を使えるならまた違うのですが、普段4人で活動してる以上（ライブのときだけボーカルが来て5人編成になります）あまり広い部屋を取るのもコスパが悪すぎます。

以後はイヤホンをずらして、少し外音を取り込む調整をしたりして残りの2時間演奏しました。途中で片耳を外したら爆音で死にそうになりました（笑）
他のメンバーも同様に持っていたイヤホンやヘッドホンを付けたり外したりしながら、（やはりイヤホンだと音が遠くてやりづらいながらも）爆音対策の必要性について練習後も少し話題になりました。

www.e-earphone.jp

ということで帰宅してから爆音対策の耳栓について少し調べてみました。「ライブ用耳栓」と呼ばれる、音質を極力変えずに音量を下げるタイプの耳栓。簡単に言ってしまうとフィルターや穴により音（空気の振動）が完全に塞がれてない耳栓で、実際よりも小さな音量で聴こえるというもの。音量の低減効果は-15dBから-20dBあたりがライブ用耳栓としての平均的な数値。-30dBぐらいの効果になるとより消音効果を目的として耳栓になるようです。

製品も数100円程度のものからイヤホンと変わらない数千円の価格、5000円以上するものまで様々。効果は装着感を含め個人差はあるようですが、かなり多くの人が使っているようなので、それなりに支持されているジャンルの製品のようです。

＊ ＊
比較的安価で定番ぽいのがCRESCENDOのイヤープロテクター。三段キノコ状のイヤーチップとフィルターの組み合わせ。このタイプはちょっとなくしやすそうな気もする……。
Crescendo Music 20 | crescendo

CRESCENDO Music クレッシェンド 耳栓 イヤープロテクター ライブ 安眠 リラックス テレワーク 20db遮音 防音 耳を守る 難聴・音響障害のリスクを減らす

ソレドコで紹介されてた「Loop Experience」もやはりライブ用の耳栓、価格は4000円と結構いいお値段します。
soredoko.jp

音楽ライブを楽しむために、Loop Experience。- 高忠実度の聴覚プロテクション。音楽ライブ、仕事中のノイズを低減し、騒音に敏感な方の聴覚を護ります。- 8個 (XS･S･M･Lサイズ x 各1セット)のシリコーンイヤチップ。ノイズ低減 (SNR): 18dB。- ブラック

FitEarのSAFE LISTENING Live! ライブ用イヤープラグ。FitEarはカスタムイヤモニなどを作っているオーディオブランだそう。ケーブル付きなので練習中に首にかけながら付けたり外したりできそう…… といことでこれを買ってみました。価格は2200円、ヨドバシのポイントがあったので。
fitear.official.ec

ところでDynamic Ear Companyのこれ（ヨドバシ.comリンク）、同じものに見えるけど、OEMなのかコピー品なのか…？ 半額なんですよね…。Hi-Unit HSE-FIT200（アーティスト監修モデルでこっちは高い）も同じ形なのでやはり同じOEM元だったりするのか……？

【国内正規品】Hi-Unit HSE-FIT200 ライブ専用イヤープラグ ピエール中野コラボモデル 聴覚保護

あとCRESCENDOやDynamic Ear Companyの三段キノコっぽい耳栓のコピー品みたいなやつ。Amazonでセールになってたのでついでにポチってみました。

最新のライブ用耳栓 Quietide 耳栓 ライブ イヤープロテクター 聴覚障害予防 コンサートやフェス、クラブなどで大音量の音楽を楽しむ方向け 水洗い可能 繰り返し使用可能 携帯ケース付き 一年保証 日本語説明書付 Q6 (ブラック＆ブルー)

その他、Etymotic Researchのイヤホンに付属していた三段キノコイヤーピースもあるので（イヤーピースのみを耳に入れるだけでも多少の消音効果があるっぽい）次回のスタジオではそれぞれ試してみることにします。

家で試せたらいいんですけど自室で出せる限界程度の大音量では、ドラムやギターアンプの爆音には程遠い感じ（音が少し小さくなるのが分かる程度）。ヘッドホンを大音量で鳴らして試してみたりもしましたが、やはりスピーカーの爆音とは感じが違うんですよね……。
スタジオかライブで使ってみない限り効果の確認は難しそうなので、レポートができるのは来月以降になりそうです。