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1年前に挫折したギター練習を再開したら楽しくなってきたのでギターを買った

もう1年半近く前になりますが、アニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』を見たのを切っ掛けにアラフィフにしてエレキギターを始めたおじさんのその後……。

初めのうちはなるべく毎日、少しでもギターに触るようにしていましたが、なかなか思い通りに指が動くようにはならず、徐々にギターを触る機会が減って行きました。多分、このブログ記事↓を書いてしばらくした頃にはフェードアウトしていたと思います。

それから1年間はギターを触ることもありませんでした。残念。

さて、今年の3月、新型コロナ以来長らく活動を休止していたバンド活動が復活しました。久しぶりに楽器を触ったりスタジオで大音量で音を出していると、改めてギターを弾いてみたい欲が復活して、実に1年ぶりにギターの練習を再開しました。

森大翔さんという若い凄腕のギタリストを好きになってライブを見たことも、少し影響があるかも。さすがにあのレベルとなると自分が到達できるプレイにはとても思えないものの、ギター初心者だった中学生がそれから数年でメキメキと腕を上げてメジャーデビューするまでが実際にYouTubeに残されているのを見ると、なんともくるものがあります。

以前は曲をコピーすることはせずに、ひたすら運指と簡単なコードの練習ばかりで、少し指が動くようになったら簡単な曲に取り掛かろう…… なんて考えていたのですが、今回は基礎練習と合わせて曲を弾いてみることも初めてみました。

ちなみに1年ギターを触らなかったらまた完全に最初からの練習になるかと思ったら、意外と覚えたことは覚えてるし、少しだけ動くようになっていた指もその段階からのリスタート。たった数ヶ月でもやったことは無駄ではなかったみたい!?

ということでギター初心者が弾く曲といえば、Deep Purple「Smoke On The Water」でしょう! もちろんギターソロ以外で。
メインリフを含め覚えるパターンが少ないので、バッキングだけならなんとか通して合わせることができる(弾けるとは言ってない)。やってみるとこれがとても楽しい!


「Smoke On The Water」といえば高校生の頃、年長者とのセッションに誘われた際に覚えさせられた曲でした(DPの他に、TOTOを5曲ほどコピーした記憶)。自分が生まれる前の曲なので、90年台初めの時点で既にクラシックロックでしたが、そこからさらに30年以上経って今度はギターで取り組むことになるなんて!

さらに、Bon Jovi「Livin' On A Prayer」のやはりバッキングパート。この曲もやや後聴きではあるものの(『New Jersey』が中学生時のリアルタイム)、キーボードでコピーしたのは高校生の頃でしたっけ。懐かしさというよりは、この歳になっても初心者ギターキッズのような気持ちで、取り組んでいるのが不思議。普通にめちゃ楽しいです。

こちらもYouTubeの解説動画を見て、YouTubeのギターマイナスワンのトラックに合わせて練習するパターン。なんて教材の豊富な時代なのでしょう。


この辺りで今回はもう少し続けられそうだと感じたので、衝動的にギターを買ってしまいました。これが2週間前のこと。

安価なモデルですが、ビンテージホワイトのボディにべっ甲柄のピックガードがかっこよく見えたヤマハのパシフィカ(PACIFICA311H)。4万円ちょいの価格ながら、ロックペグを搭載、リアハムのコイルタップもできるコスパに優れたモデル。
ヤマハ | PACIFICA - エレキギター - PAC300 Series

アーム付きのPACIFICA611VFM(ぼっち・ざ・ろっく!効果で一時期品薄だったアレ)も価格に対してスペックが良く(ブリッジがWilkinson VS-50、ピックアップがDuncanに)候補だったのですが、結局は見た目でグッとくる方を選んでしまいました。
ヤマハ | PACIFICA - エレキギター - PAC600 Series

ホワイトでマッチングヘッドでない600シリーズがあれば買っていたかも。どうしてもアームが使いたい曲が出たら、Spiritに持ち替えて練習します!?

クリップチューナーも買った

新しいギターはそれまでのSpirit GU-Deluxeに比べると、抱えた際の重量バランスもよく、指板も気の所為か弾きやすい。ピックアップの音もかなり違って、リアのハムとフロントのP90タイプで、それぞれ音に特徴があるし、リアはコイルタップすればちゃんとシングルっぽい音になる(Spiritはどのピックアップで弾いても微妙な音だった)。なんというか「思ってたエレキギターの音がする」。これで練習のモチベーションがぐっと上がりました。

ということでギターが弾けないくせに、ギターが2本になってしまった我が家。

バッキングだけでなくそろそろリードも弾いてみたいなと、シンプルなメロディの「Top Gun Anthem」にも挑戦。ギターソロまでは同じメロディの繰り返しなので、反復練習にもいい感じ。オケに合わせて弾いているとなんとも気持ちいい曲。


先週、練習を初めた直後。

BON JOVIもまだまだこのレベル。でもパワーコードを鳴らす楽しさが分かってきた。

一昨日ぐらいからやってるのがAC/DC「Highway To Hell」のやっぱりバッキングパート。冒頭のコード弾いてるだけでかなりテンション上がります。

30年前にギターを始めていても同じような曲を練習してそうな気がしますが、その後の時代の曲で今のレベルで挑戦できそうで、かつ弾いてみたい曲が思い浮かびませんでした。少し前にXで話題になっていましたが、どうしても「Breaking The Law なら弾けるかも?」みたいな感じになってしまいますよね。

あとはリスナー的な音楽の好みとして、シンプルなロックを演奏する邦楽バンドを知らない(聴かない)というのもありますが。今更90年代バンドブーム時代の曲を弾いてみたいとも思いませんし、どうしてもクラシックロックが中心になってしまうのかも。

今度はどれだけ続くか分かりませんが、今年は来月と10月にもバンドでライブの予定があるので、しばらくギターやバンドが身近な生活が続いてくれるはず。

おまけ。ふと思いついて試した右手弾き。鍵盤弾いてるせいか。右手タップだと比較的スムーズに動くんですよね……。このスピードで左手が動くようになるのはまだまだ先っぽい。

バンド再開したのでライブに備えて鍵盤の練習も。鍵盤とギター、両方を弾けたら何か楽しい曲ないだろうか……? Deep Purpleなら鍵盤は行けるな。

死ぬまでにこのユニゾンフレーズがギターでも弾けるようになるか?(無理)

あと、これは別途記事にしようとも思ってるのですが、練習の動画記録の方法について。
今はスマホやOsmo Pocketを使ってますが、マイクの録音になると特にギターは夜だとスピーカーやギターアンプで音を鳴らしづらい。
ラインで音声だけ録音するのもひとつですが、フォームの確認とかXへのアップを考えるとやはり動画でしょう。簡易的な動画の録画で、音声をラインで録る方法があると良いのですが、色々と調べてはいるのですが意外と面倒そうなんですよね。

今週のお題「懐かしいもの」

マシン・ヘッド

マシン・ヘッド

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