サマソニ翌日はこちらのライブに行ってきました。
KENSO、なんと結成40周年ですか。「夢の丘」でこのバンドに出会い、いつまでも新参ファンだと思っていた私も気付けば20年以上ファンをやっている訳で正に継続は力なり。
5年の人間部活動(詳細については当日販売された「KENSO結成40周年記念本」に書かれています)から遂に小森啓資氏が復活。以前よりかなりシンプルになったドラムセットと、変化したドラムスタイル、しかしアンコールの「月の位相」では会心のドラムソロを叩き、小森啓資ここにあり、という姿を見せつけてくれました。
このバンドについてはちょっと思いが深すぎてまだ言葉がまとまらないので、当日の自分のツイートを貼りつつお茶を濁します。
KENSOライブから帰還。5年ぶりの小森さんドラム、キットもシンプルになりスタイルも以前の手数寄りのものから大きく変化してましたね
小森氏の人間部活動については結成40周年記念本の方でご本人が明かされてますがオフィシャルに発表されてることではないようなのでここでの言及は控えます。何はともあれ、おかえりなさい!小森さん。素晴らしいライブをありがとうございました
KENSOライブ、色々と面白かったけど新譜の小口さん曲「Voice of Sankhara」が白眉。イントロにシンセパッドのソロ演奏が加えられてたけど、曲への繋ぎでアラスカ(UK)のSE使ったよね?w
曲後半のシンセソロ、最初に結構デカい音で出て「キタッ!」って感じだったのだけどPAで?下げられてしまった。清水さんが小口さんを差して「上げて上げて」のジェスチャーするものの、モニターバランスは分かりませんが外音が変わらずで残念。あそこはガッツリ小口ソロを聴かせて欲しかった…
そしてやはり半田美和子さん。圧倒的な歌声はあのKENSOの楽器隊をも圧倒するかの存在感。ロックのライブ出演は初めてとのことでしたが、時にノリノリで歌う姿は堂に入ってましたね。「
「A Song of Hope」はもちろん、ボーカル入りの「氷島」そして光田さん曲の「Echi〜」では手拍子で煽るなど。半田さん、ナチュラルに裏泊で入れてくるところがナイス!(あの曲ではそっちの方がハマる)
「Echi dal Foro romano」のボーカル入りアレンジはやはり光田氏の手によるものだろうか?とか
一部機材トラブルややり直しなどもありつつライブ時間は3時間弱の長丁場。以前のような20数曲というセットリスではありませんが、映像コラージュなどで場面転換を挟みつつ新旧曲を織り交ぜた濃密な内容でした。あと何回見られるか分かりませんが本当に日本の宝のようなバンドです。KENSO。
※清水氏のブログによると「ボーカルが入るまでのイントロ部分だけの演奏」予定だった模様。終演後に発表されたセトリを見ると「ふりおろされた刃」(76/77収録)が演奏予定だったんですね。恐らく半田さんが歌われる予定だった(?)のかもしれませんが、機材トラブルによる「新宿厚生年金に空」の再演により、幻となってしまいましたか…。次こそ小口さんのボーカルでぜひw
※今回いつもの悪口は封印すると言った清水氏ですが、最後に「なんとかサファリとかあんなのプログレじゃ…」という毒舌に会場大爆笑wなんとかサファリ発言に2列目で大爆笑していた3人は10月にムーンなんとかを見にいくみたいですw
〜Setlist〜(公式サイトより)
- Opening SE:「A song of hope」の歌詞とCD「76/77」収録曲のコラージュ
- 映像-1:清水の10代の時の詩「心は過去へ向かう」を使ったコラージュ
- 映像-2:KENSO COMPLETE DISCOGRAPHY
- 映像-3:清水作詞「心が焦土と化す前に」と楽曲「心は過去へ向かう」の素材を使用
- 氷島 with 半田美和子
- 新宿厚生年金に空 with 半田美和子
- A SONG OF HOPE with 半田美和子
- 江天暮雪
- 精武門
- 麻酔part 2
- 空に光る
encore 1
- 新宿厚生年金に空 with 半田美和子
- Echi dal Foro Romano with 半田美和子
encore 2
- 月の位相I
今回も幸運なことに2列目中央付近からのライブ鑑賞。先生の投げたピック貰いました。
- アーティスト: KENSO
- 出版社/メーカー: キングレコード
- 発売日: 2014/07/23
- メディア: CD
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