相変わらずの仕事で5分前の開場着。グッズはTシャツと携帯ストラップ(前回来日のストラップが最近切れたので丁度いいタイミング)を購入して席へ。いつもの友人と連番で下手のKeith前8列よりのライブ鑑賞となりました。BGMにはヒナステラのマランボが流れておりました。
ほぼ定刻通りにライブスタート、鼓を持ったお姉さんが登場して「いよぉ〜(ポンッ!)」とかやって驚きましたが、ほどなく「1st Presence」がSEで流れてメンバー登場です。一応メンバーを書いておくと、Keith Emerson(Key)、Marc Bonilla(G, Vo)、Travis Davis(B)、Tony Pia(Ds)という感じ。Keithのブースはほぼ前回同様で、コの時の奥にお馴染みMoog IIIcがドーン!と鎮座。上手にHammond C-3とその上にOASYS(88Key)、下手は多分?TRITON Extreme(88Key)で、その上に今回テルミンがセットされておりました。
残念だったのはPAがイマイチだったこと。最初からベースとドラムの帯域がぶつかりまくり、ベースのアタックでキックやスネアが引っ込むし、Bonillaのギターは出音が悪いわで、なんだかなぁ…。中盤からKeithがモニターを上げろと指示出しまくりで、ステージ上もやりにくそうでしたね。何故かそのまま併せて外音までvolアップ、後半はアンサンブル崩壊してるようなバランスでしたが、周りの人たちは平気だったのか…? ドラムソロとか席立とうと思った…。と愚痴はこの位で。2日目以降改善されていることを祈ります。
Keithのコンディションは前回と比べてもお世辞にも良いとは言えない状態でしたが、それでも目の前であのKeith EmersonがオルガンやMoogを楽しそうに弾いてる姿を見られるだけで、ファンとしては感無量。新曲に続きMoogでSEを鳴らしてもちろん「Welcome Back」。Marc Bonillaの男臭いボーカルもハマってテンション上がりまくり。
前回も演奏した定番曲に新曲を織り交ぜつつ、打ち込みリズムを用いた斬新なアレンジで披露された「Lucky Man」。ラストはもちろんMoogの重低音が響きまくるのですが、これもやはり前回の厚生年金の音響に比べるとちと微妙だったかな…。
EL&P 1stの曲を新しいアレンジでやるよ、ということで「The Barbarian」。ちょっと冒頭が現代風にアレンジされていましたが、オルガンのテーマから「Allegro barbaro」風に雪崩れ込むアレンジなどはそのまま。
〜Setlist 2008.10.15〜(約130分)
- 「Ignition〜1st Presence」*
- 「Last Horizon」*
- 「Karn Evil9 1st Imression Part2(Welcome Back)」
- 「Piano Concerto No.1/3rd Movement」
- 「Bitches Crystal」
- 「Malambo」*
- 「Touch And Go」
- 「Lucky Man」
- 「Miles Away Pt1」*
- 「Miles Away Pt2」*
- 「Crusaders Cross」*
- 「Fugue」*
- 「The Barbarian」
- 「Prelude To A Hope」*
- 「A Place To Hide」*
- 「From The Beginning」
- 「Hoedown」
- 「Tarkus」
〜Encore〜
- 「Fanfare For The Common Man」(incl. America)
- 「Nutrocker」
(*)from album『Keith Emerson Band Featuring Marc Bonilla』['08]