ライブ盤でも素晴らしい働きを見せていたJohn Mitchellですが、本作でもテクニカルなギターと、どこかFrancisを彷彿とさせるボーカルでその才能を遺憾なく発揮しています。往年のファンが聴いても、いかにも「It Bitesらしい」と感じさせるサウンドの連続で、過去作の引用を思わせるフレーズに思わずニヤリとしてしまう場面も多いでしょう。
John Beckによるカラフルなキーボードワークや、あのゴージャスなコーラスワークも健在です。どこか時代錯誤な部分すら魅力に感じさせてしまうほど、「やっぱり自分はこの音が好きなんだ」と声を大にして言いたくなるIt Bitesサウンドが詰まっています。何より、メロディの良さが際立っているのが嬉しいですね。
