hello! progress!!

音楽の話はここで書くかもしれません

UDO MUSIC FESTIVAL 2006初日#2

仕切直して続き。

Jeff Beck
http://udofes.jp/report/22/jeffbeck.html

  • 個人的にここがメインディッシュなので当然がっつきたいのですが、前に行きすぎると音がアレなのでがっつき軍団から少し下がった辺りをキープ。 ギターテクが12弦を持ってうろうろしてたのでアレをやるな、ということで「Beck's Bolero」がオープニングでした。 セットリストは昨年の来日ツアーのインスト曲を中心に80分弱に収めましたという感じ(↓)。曲順もかなり近かった。 細かい所であちこちアレンジの変更が入ってました。「Led Boots」イントロのコードがオリジナルに戻っていたのは良かった。
  • ベーシストがRandy Hope-Taylorに変わっているので、ピノパラさんのタイトでスクエアだったベースからグルーヴィになった感じ。ベースの音がモコモコで抜けがイマイチだったのが残念。
  • Vinnie Colaiutaさん、今回そこまで暴れまくることは無かったですが、やっぱ凄いっすね。Stratus@コブハムでドラムソロをやって欲しかったー。 「Star Cycle」のイントロフィルを叩かないのは何故だろう?
  • Jason Rebelloさんは相変わらず堅実でクレバーな演奏。一見地味ですが、個人的にこの人見所多し。機材も昨年と一緒でした。「Star Cycle」のベースシーケンスは前回は曲中ではベース任せでしたが、今回は右手でシーケンス弾きながら左手でリード弾いてましたね。流石。 その間Randyはスラップとか。Jasonソロの時はJeffがギターでシーケンス弾いてました。
  • そしてJeff Beck御大。ほぼノンストップで曲間もあまり入れずに、気持ちよさそうに弾きまくり。相変わらず盛り上がると曲の進行をミスったりするんだけど、知るかとばかり「ジャー!」で終わらす62歳のお子様っぷりに。 ここぞのトーンコントロールやアーミングはやっぱり絶品ですよ。「Angel」ラストのスライドバーは何度聴いてもすげー。最後スライドバーをオーディエンスに投げてました。 「Scutterbrain」は更に高速化、急いでアンプの所にピック取りに行く62歳。
  • アンコールで聴いたこと無い曲をやってましたけど、もしかして新曲でしょうか? 静寂パートとバンドが入る緩急を繰り返すナンバー。テクノ三部作から一転、御大はこのバンドでオーガニックな方向性をまた追求するのでしょうかね。 アンコール2回目に「Over The Rainbow」、ハーモニクスのフレーズを一瞬間違えたりもありましたが、非常に美しいアレンジです。あのトーンは魔力だよなぁ…。 、、、と書き出すと止まらなくなるのでこの辺で。 最期にセットリスト。

Beck's Bolero
Stratus
You Never Know
Cause We've Ended As Lovers
Behind The Vail
Led Boots
Nadia
Angel(footsteps)
Scutterbrain
Big Block
Star Cycle
People Get Ready
Good Bye Pork Pie Hat ~ Brush With The Blues
Blue Wind
~encore1
新曲??(udoサイトによると「Scottish One」?)
~encore2
Over The Rainbow


Santana
http://udofes.jp/report/22/santana.html

  • Jeffが終わって、少し後ろに下がってマッタリ鑑賞。セットチェンジで見覚えのあるイエローのドラムセットが出てきたのでもしや?と思ったらやはりデニチェンさんでした。これは嬉しいぞと。後半にはデニチェンフィーチャーのソロもあって、相変わらず嵐のように繰り出される手数は圧巻。JeffとSantanaの共演よりも、デニチェン、カリウタさん、ハーヴィー・メイソンの「D3」が見たいと思ったのも内緒です。
  • そしてキーボード(というかHammond B3)のChester Thompson、鍵盤弾きではこの人が本日のMVP。もう最高! 流石Tower Of Power ソロもSantanaの次に多かったですし、大満足。 あとはPercussionの2人いるうちのコンガの人も凄かったですね。手痛くないのかな?
  • Santanaは(中略)良かったです。

モビリタの全プログラム終了後、花火が上がるのですが、、、が霧で全然見えねえ。聞こえてくる音と霧の向こうがチカチカと明るくなるというなんともシュールな空間。アチャーな空気が漂う中、苦笑しつつ会場を後にしました。 基本立ち通しだったので、足腰が結構疲れました。動かずに突っ立ってると、関節が痛くなるオッサン。踊ってた方がまだ良いです。帰りの運転は自宅に付く直前30分程、眠さがかなりヤバかった。