前回2010年の時は行けなかったので2009年以来のJeff御大。ツアーメンバーに鍵盤がいないことで迷っているうちに、東京公演がソールドアウトとなってしまい、追加公演のNHKホールに滑り込みました。
セットリストは以下の感じ。オープニングから発売前の新曲、カバー曲と続きます。ジミヘン曲に続いて披露されたのは、マハヴィシュヌ・オーケストラの「You Know, You Know」。まさか2週続けて同じ曲を聴くことになるとは思いませんでした(笑)
この曲はYouTubeで見てみると最近のレパートリーになってるみたいですね。本来、今回の来日メンバーにはヴァイオリンのLizzie Ballもクレジットされていて、パンフレットなどにも掲載されているのですが、直前になってFacebookの公演情報から名前が消え、ステージにもその姿はありませんでした。ヴァイオリンありきの選曲なのかとも思いましたが、単にJeffが好きなだけかもしれませんね?
Jeff Beck Live 2013 =] You Know, You Know ...
その他のお馴染みの曲を新旧織りまぜつつつつの、いつものJeff(つまりゴイスー!ってこと)。いつもの、とか言ってますが、とうてい今年70歳になる人のギタープレイとは思えません。マクラフリンといい、このクラスの人達は人間国宝というか化け物というか、まあ底知れません。
ギターは1曲目のみテレキャスで(テレギブでもエスクワイアでもない普通?のやつ)軽くサプライズ(?)、後はストラトを曲によって交換しておりました。
今回のバンドですが、見方によってはやや地味なのですが、出しゃばることのなり的確なサポートで、なかなかに良い感じでございました。今までは結構サポートの演奏にも耳が行ってたのですが、今回はほとんどJeffのみ聴いていたという感じ。サイドギターのNicholas Meierはかなりの芸達者で、アコースティックからギターシンセでのキーボード系サウンド、タッピングで「Blue Wind」の“あの部分”を弾いてみせたりと、かつてのジェニファー姐さんを彷彿。
本編は1部構成で、公演時間は1時間半強とやや短め。以前は2部構成だったりもしたのですけどね…。まだまだ来日初日の追加公演ということもありますし、この後に続く本公演の方では、更に調子を上げたパフォーマンスを見せてくれることでしょう。
〜Setlist〜
- Loaded
- Nine
- Little Wing
- You Know, You Know
- Hammerhead
- Angel (Footsteps)
- Stratus
- Yemin
- Where Were You
- The Pump
- Goodbye Pork Pie Hat
- Brush With The Blues
- You Never Know
- Danny Boy
- Blue Wind
- Led Boots
- Corpus Christi
- Big Block
- A Day In The Life
(encore)
- Rollin' and Tumblin'
- Cause We Ended As Lovers
[member]
Jeff Beck(g), Rhonda Smith(b), Nicholas Meier(g), Jonathan Joseph(ds)
- アーティスト: ジェフ・ベック
- 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
- 発売日: 2014/04/05
- メディア: CD
- この商品を含むブログ (2件) を見る