富士スピードウェイで行われた「UDO MUSIC FESTIVAL 2006」(通称ウドーストック)に、2日続けて行ってきました。

動員についてはかなり寂しい部分もありましたが(人が少ないのでトイレやフードで待つことがないのはとても快適!)、一人の観客としてはなかなか楽しめた2日間でした。天候が優れなかったのは残念ですが、どのステージも素晴らしかったです。これほど贅沢(色々な意味で)なフェスは、他ではなかなか体験できないでしょう。
2日間で鑑賞したアーティストは以下の通りです。
7/22
- Rhett Miller(遠目から)
- Buddy Guy
- Nuno Bettencourt
- The Pretenders
- The Doobie Brothers
- Jeff Beck
- Santana
7/23
- Taylor Hawkins & Coattail Riders(一部のみ)
- FUZZY CONTROL(ラスト1.5曲)
- Sebastian Bach
- The Pussycat Dolls(数曲のみ)
- Tribe Of Gypsys
- Porcupine Tree
- Paul Rodgers
- Steve Vai
- KISS
まずは初日のレポート。 1日目は友人3名で参加。開演の10時半少し前に現地に到着しましたが、ゲートの混雑もなくスムーズに入場できました。当初の予定からステージ配置の変更があったようですが、結果的に2つのステージが近く、容易に行き来できたのは良かったです。 メインスタンド裏のフードコートも充実しており、ビールを楽しみながらステージへ向かいました。
- Rhett Miller
カントリーベースのポップロックといった趣で、心地よいステージでした。
- Buddy Guy
ギターの音色が素晴らしく、ボリュームコントロールやタッチのニュアンス、ダイナミクスが絶品でした。もうすぐ70歳とは思えない、力強いプレイに圧倒されました。ストラトキャスターは白地に黒の水玉模様のものを使用。ピアニストの演奏も最高でした。
- Nuno Bettencourt
今回はステージの近くで鑑賞しました。野外ステージということもあり、ステージ付近はモニターの音を含めてかなりの爆音で、外音とのバランスは後方のPA席付近の方が良かったかもしれません。しかし、これだけの至近距離で彼を見られる機会は滅多にありません。 1曲目は「Gravity」。DramaGodsの楽曲も織り交ぜつつ、「Cupid's Dead」が大きな盛り上がりを見せました。「Get the Funk Out」ではyou(Janne Da Arc)がゲストとして登場。。
- The Pretenders
「Don't Get Me Wrong」などの有名曲もあり、リラックスして楽しめました。短パンとTシャツ姿では少し肌寒くなってきたため、一度車に上着を取りに戻りました。
- The Doobie Brothers
熟練のベテラン勢だけあって、アンサンブルが素晴らしく、完璧なコーラスワークには鳥肌が立ちました。後半からアンコールにかけての定番曲のパワーは流石です。「China Grove」のリフが聴こえた瞬間の高揚感は格別でした。見事にシンクロするツインドラムも圧巻です。
- Jeff Beck
個人的にこの日のハイライトです。ギターテクニシャンが12弦ギターを準備していたので予想はしていましたが、オープニングは「Beck's Bolero」。セットリストは昨年の来日ツアーを軸にした、約80分の構成でした。
ベーシストがRandy Hope-Taylorに交代しており、以前のタイトなスタイルからよりグルーヴィな印象に変化していました。
Vinnie Colaiutaのドラムは、相変わらず圧倒的な存在感です。「Stratus」でのプレイも素晴らしかったです。
Jason Rebelloは堅実かつクレバーな演奏で、随所に見どころがありました。「Star Cycle」では右手でシーケンスを弾きながら左手でリードを弾くという、器用なプレイを披露していました。
そしてJeff Beck御大、実に気持ちよさそうに弾きまくっていました。トーンコントロールやアーミングは絶品で、「Angel」でのスライドギターの音色は魔法のよう。「Scatterbrain」はさらに高速化されており、そのエネルギーに驚かれました。
アンコール2回目には「Over The Rainbow」を演奏。非常に美しいアレンジで、そのトーンに魅了されました。
Setlist(Jeff Beck)
- Beck's Bolero
- Stratus
- You Never Know
- Cause We've Ended As Lovers
- Behind The Vail
- Led Boots
- Nadia
- Angel(footsteps)
- Scutterbrain
- Big Block
- Star Cycle
- People Get Ready
- Good Bye Pork Pie Hat ~ Brush With The Blues
- Blue Wind
- encore1:Scottish One
~encore2:Over The Rainbow
- Santana
Jeff Beckのステージ終了後、後方でゆっくりと鑑賞しました。ドラムがDennis Chambersだったのは嬉しい驚きです。後半のソロパートでは、嵐のような手数を披露してくれました。 また、キーボードのChester Thompsonが素晴らしく、本日の個人的なMVPと言えるほどの最高のハモンドプレイを聴かせてくれました。コンガ奏者のプレイも凄まじいものがありました。Santanaのステージも、非常に聴き応えのある内容でした。
すべてのプログラム終了後に花火が上がりましたが、霧の影響で音と光の明滅しか確認できないというシュールな幕切れとなりました。 基本的には立ち通しだったため、足腰に疲れを感じましたが、充実した1日となりました。