2年ぶりのDream Theaterライブはアルバム『Octavarium]』のワールドツアー。
休憩中のBGMとしては、DTのアコースティックカバーユニットPipo&Eloの演奏が流れていました。
1部はバンド結成20周年を意識した構成で、新譜の「The Root of All Evil」から始まり、Majesty時代まで遡って懐かしいナンバーをアルバム順に演奏するという趣向でした。
「A Fortune in Lies」「Under a Glass Moon」の2曲は、ライブで聴くのは10年以上ぶりです。
「Peruvian Skies」では、Pink Floydを思わせる演奏の途中でペトルーシが「Wish You Were Here」のフレーズを挿入し、スクリーンにはアルバム『Wish You Were Here』のアートワークが表示されました。
John Petrucci
ギターはお馴染みのMMシグネチュアモデルの他、7弦も使用していたようです。「Solitary Shell」では12弦とエレキのダブルネックを使用し、途中で6弦に持ち替えましたが、ピエゾではなく歪んだ音でソロを弾いていました。
最近の楽曲で多様されるフルピッキングは圧巻ですが、ずっと聴いているとやや飽き気味です。かつての曲でみられたようなメロディックなソロの方が新鮮に感じられました。「Under a Glass Moon」のイントロでは、リッチー風のポージングでフィードバックを入れる場面も見られました。衣装は彼にしては派手な印象で、1部は黒地にフロントがキラキラしたパンツ、2部は黒地にサイドに金属の錨模様のパンツを着用していました。
James Labrie
この日は非常に調子が良く、ハイトーンの伸びも素晴らしかったです。後半でわずかに揺れる部分もありましたが、3時間にわたってあの歌唱力を維持できるのは驚異的です。「Octavarium」のイントロ途中ではキーボードも披露し、タンバリン以外も演奏できることを示しました。今回は純粋なインスト曲が無かったこともあり、ラブリエがフィーチャーされる場面が目立ちました。
John Myung
相変わらず目立つことは少ないものの、今回はベースの音もよく聴こえました。現行のYamahaシグネチュアモデルは、仕上げや外観に少し安っぽさを感じる部分もありました。
Mike Portnoy
相変わらずリズムには抑揚があり、意図的かは不明ですが、走ったりゆったりさせたりと変化をつけていました。オリジナルフレーズの一部を省略する場面もありましたが、立って観客を煽るなどサービス精神は健在でした。
Jordan Rudess
マスターキーボードがカーツウェルK2600Xから遂にKORG OASYSへと変更されました。Octavariumのソロで使われたモジュラーシンセSynthesizers.com Modularもセッティングされていた他、やはりOctavarium用にHaken Audio Continuum Fingerboardやペダルスティールなども。
Setlist
- In the Name of God outro (intro tape)〜The Root of All Evil
- Another Won
- A Fortune in Lies
- Under a Glass Moon
- Caught in a Web
- Peruvian Skies
- Strange Deja Vu
- Solitary Shell
- About to Crash (reprise)
- Losing Time / Grand Finale
intermission
- As I Am
- Endless Sacrifice
- I Walk Beside You
- Sacrificed Sons
- Octavarium
encore
- Metropolis Part 1
