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少し遅めの夏休みを取った日曜日、日比谷野音で開催されたプログレフェスに行ってきました。同行の方が手配してくれたチケットは、上手側の3列目という素晴らしい良席。まだ残暑が厳しく照りつける一日でしたが、開演前からビールや氷結を片手に、プログレ界のレジェンドたちを間近に拝めるという、野外ならではの贅沢で楽しいライブ体験となりました。
トップバッターは四人囃子。私は『一触即発』や『ゴールデン・ピクニックス』といった初期の代表作しか履修していなかったのですが、まさにそのあたりの楽曲を中心とした選曲で、存分に楽しませてくれました。現在も定期的に活動されているだけあって、演奏の安定感と実力はさすがの一言。森園さんの歌声については少し苦しそうな場面もありましたが、それもまた昔ながらの味といったところでしょうか。
続いて登場したのは、個人的に最も思い入れのあるルネッサンス(Renaissance)です。今回はコンパクトなセットリストと派手さを抑えたアンサンブルだったこともあり、他と比べるとやや落ち着いた印象を受けましたが、アニー・ハズラム様の歌声は今なお美しく、野外の空気に溶け込んでいました。定番の「Prologue」で幕を開け、「Carpet Of The Sun」などの小曲を経てラストの「Mother Russia」へ。贅沢を言えば「燃ゆる灰」や「Can You Understand」も聴きたかったところですが、彼女の歌声を体感できただけで感無量です。
そしてトリを務めたのはスティーヴ・ハケット(Steve Hackett)。ソロ作の『Voyage Of The Acolyte』からの楽曲も盛り上がっていましたが、やはり会場全体がジェネシス(GENESIS)の名曲を待ちわびる熱気に包まれていました。期待に応えるように「Firth of Fifth」がピアノのイントロからフルで再現されたシーンは、ファンとしても非常に熱く、最高潮の盛り上がりの中でフェスの幕を閉じました。
Setlist
四人囃子
- 空飛ぶ円盤に弟が乗ったよ
- 泳ぐなネッシー
- カーニバルがやってくるぞ(パリ野郎ジャマイカへ飛ぶ)
- レディ・ヴァイオレッタ
- おまつり(やっぱりおまつりのある所へ行ったら泣いてしまった)
- なすのちゃわんやき
- 一触即発
Renaissance
- Prologue
- Carpet Of The Sun
- Midas Man
- Things I Don't Understand
- The Mystic And The Muse
- Running Hard
- encore:Mother Russia
Steve Hackett Band
- Every Day
- Fire On The Moon
- Ace Of Wands
- Serpentine Song
- Fly On A Windshield
- Sleepers
- Still Waters
- Los Endos
- encore:Firth Of Fifth
- encore:Clocks
