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『Good To Be Bad』Whitesnake

グッド・トゥ・ビー・バッド - ホワイトスネイク

グッド・トゥ・ビー・バッド - ホワイトスネイク

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先月発売されたWhitesnake、11年ぶりのニューアルバムです。前作『Restless Heart』は実質的にDavid Coverdaleのソロ作的な色が強かったので、『Slip of the Tongue』から数えると19年ぶりになるとのこと。
すでに巷では概ね絶賛ムードで受け入れられているようですが、確かに多くのリスナーが求めているであろう、Whitesnakeの最大公約数的なサウンドに仕上がっていると思います。初期が持っていたハードなブルーズ・ロックのテイストと、『Slide It In』から『Whitesnake(サーペンス・アルバス)』以降のメタル路線のさじ加減も絶妙です。巧者Doug Aldrichのギタープレイと、ベテランとしての渋みが増し、調子も良さそうなDavid Coverdaleのボーカルは、ハードロックの持つパワフルな格好良さをストレートに伝えてくれます(どこかで聴いたようなリフや展開が多々登場するのはご愛嬌ですが……)。個人的には、もっとDougのエッジの効いた16分音符絡みのリズムプレイを聴きたかったという思いもあります。
最初、何度か聴いたときはあまりに予定調和なサウンドに感じ、それほどピンと来なかったのですが、改めて聴き直すとやはり格好良いですね。自分も素直ではありません。グレイテスト・ヒッツに頼らなくとも、十分に本作中心のセットリストでライブを見たいと思わせるアルバムです。当初はこれまで通り一時的な体制と思われたツインギターも、6年の時を重ねて堅固なラインナップとなったようです。