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MOoN SAFARI 20th ANNIVERSARY TOUR 2005-2025@川崎 クラブチッタ/2025.12.12 (fri.) 19:00〜

昨年に続きスウェーデンのMoon Safariが来日するということで、12月12日の金曜日、川崎のクラブチッタに行ってきました。昨年は前作から10年ぶりの新作『Himlabacken Vol.2』(2023年)を引っ提げての来日公演でしたが、今回はバンドのアルバムデビュー20周年アニヴァーサリーツアーの一環としての来日となります。
Moon Safari Japan Tour 2025 — 20th ANNIVERSARY TOUR 2005-2025 — – Avalon Label|Tokyo Japan

2005年に1stアルバム『A Doorway To Summer』でデビューしたMoon Safari、日本での人気を決定づけたのは2010年に発表した3rdアルバム『Lover's End』(日本盤は2011年発売)だと思います。
収録曲の「A Kid Called Panic」が2011年10月放送のNH-FM『今日は一日プログレ三昧、再び』で流れたことで自分も知ったのですが、そこから約1年後の2013年1月、クラブチッタで行われた「ヨーロピアン・ロック・フェス2013」におけるトップバッターとしての出演が彼らのパフォーマンス(本当に衝撃的でした)を目にした最初でした。

あれから13年弱、限られた回数ではありましたが来日のたびに期待を裏切らないパフォーマンスを見せてくれたMoon Safariですが、メンバー全員がフルタイムの職業ミュージシャンではないこともあり、プライベートとバンド活動の両立には大いに苦労があったそう(Himlabacken Vol. 1から2が出るまでの間に10年が開いたのもそのため)。

そんな記念すべき20周年ツアーの公演だというのに、会場へ向かう電車の中でチケットを家に忘れてきたことに気付いて一旦家に戻ることとなった私。1時間以上のタイムロスとなり、一時は「完全に終わった…」と絶望的な気持ちになったものの、なんとか開演数分前に川崎駅にたどり着けることが分かり、さらにこの日の公演にはオープニングアクトが入ることをXで知り(結局Moon Safariは19時半のスタート)、結果としてはグッズのTシャツ購入を諦めるのみという最小限のダメージでライブに臨むことが叶いました。救いの神になったオープニングアクトはソロ8弦ギターのMASAToooN!氏。既に始まっていたので、席には付かずに後方から見ましたが、もうただただ感謝です。

19時半からのMoon Safariライブ本編は昨年と同じく「198X」がオープニングナンバー、畳み掛けるように代表曲「A Kid Called Panic」へと続きます。昨年はやや喉の調子が悪そうだったサイモンですが、今年は復活したかも……と思ったら徐々にかすれ気味に。どうやら体調がよくなかったようで(アンコールで出てくるのも1人遅れてペターが「サイモンは体調が悪いんだ」と説明)床のセットリストによると本編ラストに演奏予定だった「The Ghost of Flowers Past」がカットされたのも、サイモンの体調を気遣っての変更だったのかもしれません。かつては見るからに若者だったメンバーもそなりに歳を重ねていますし、スウェーデンからの長時間の飛行機移動で体調を崩してしまったのかも……。
それでもライブ全体のパフォーマンスは相変わらず素晴らしく、前回同様にセバスチャンの不在を補う同期音源は使っていたものの、複雑に展開する大作を次々に奏でながらの美しいコーラスワークで会場を魅了してくれました。

セットリストは20周年のアニヴァーサリーらしく新旧織り交ぜて……ということもなく、『Lover's End』と『Himlabacken』2作からの曲が中心でした。2nd曲「The Ghost of Flowers Past」のカットは仕方がなかったとして、以前は演奏していた1stの「Dance Across The Ocean」も最近はやらないのでしょうか。
ちなみに「The World's Best Dreamers」は自分が見た過去のライブでは演奏されてなかったようで、今回見たのが始めてだったみたい。ライブ盤に収録されていたこともあるからなのか、初めて聴いた気がしなかったり、ライブバージョンラストの「ヘイ!」に反応できていた人もそこそこいたような……。

アンコールはLover's End Pt. IIからのIII。2017年は2日目だけの演奏だったので、生で聴けるのは11年ぶりの「Skellefteå Serenade」、メロディ、コーラス、曲展開、アレンジ… 全てがパーフェクトなこの曲。7/8拍子になるシンセリフの所でペターが客席の手拍子を煽ったのは面白かったですね(笑)(1・3・5泊部分「パン パン パ・・ パン パン パ・・」で結構合ってました)

ラストはやはり「Constant Bloom」。なぜか前回の川崎ではステージ上で披露されなかったので(終演後にロビーでのみ)やはりこの曲を聴かないと終われない。ちなみに終演時間は21時半を過ぎていて、22時会場クローズということで終演後は速やかな退場を促されました(終演後、ベースのヨハンが機材を片付けながら、外には出られないんだと)。

機材チェックはこの辺で。

Nord Wave 2って61鍵盤ですが鍵盤の横にピッチベンド等のスペースが広いので、73鍵盤のNord Electro 6 HPとあまり横幅が変わらないのですね。

ポンタスのギター、遂にParker 1本だけになったかと思いましたが、よく見たらステージ袖にもう1本置いてありますね。前回予備で置いてあったストラトとは別のギターっぽいですけども……。

夕飯はクラブチッタの近くにある家系ラーメンにしました。おいしかったです。

Setlist - 2025.12.12 - クラブチッタ川崎

  1. 198X (Heaven Hill)
  2. A Kid Called Panic
  3. Between The Devil And Me
  4. Blood Moon
  5. A Lifetime To Learn How To Love
  6. Too Young To Say Goodbye
  7. The World's Best Dreamers
  8. Teen Angel Meets The Apocalypse
  9. Mega Moon
  10. encore:Lover's End Pt. II
  11. encore:Lover's End Pt. III: Skellefteå Serenade
  12. encore:Constant Bloom

Simon Åkesson/サイモン・オーケソン(vo, key)
Petter Sandström/ペター・サンドストロム(vo, g)
Pontus Åkesson/ポンタス・オーケソン(g, vo)
Johan Westerlund/ヨハン・ウェスタールンド(b, vo)
Mikael Israelsson/ミカエル・イスラエルソン(ds)

ということで当日はカットされてしまった「The Ghost of Flowers Past」の最近の演奏。

過去のMoon Safari来日レポ。