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音楽の話はここで書くかもしれません

「Danger White Men Dancing」The Hoochie Coochie Men featuring Jon Lord

デンジャー・ホワイト・メン・ダンシング:ジャパニーズ・スペシャル・エディション(DVD付)

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突然ですが最近のお気に入り。元Deep PurpleオルガニストJon Lordが、オーストラリアのブルースバンドThe Hoochie Coochie Menとの競演で制作されたアルバムです。このバンドは元Rainbow〜Ozzyバンド(他色々w)のBob Daisley(b/現在オーストラリア在)が在籍しているブルースバンドで、そこいらでJohnとの繋がりがあるようですが、2004年に既にライブでも競演、そのライブアルバムも発表されているのだとか。(国内盤のオマケDVDもにその時の模様が一部収録されてます)
本作はベーシックトラックの録音後に、Johnのオルガンがオーバーダブされたとのことですが、これが久々に実に気持ちよくハモンドを弾きまくるJohnの好演が聴けるアルバムになってます。Jimmy Smithの影響でオルガンを弾き始めたというJohnですが、そんなルーツに近いこの手のブルースはお手の物、水を得た魚の如く活き活きとプレイしているのが伝わってきます。ボーナストラックとしてBooker T「Green Onions」、Jimmy Smith「Back At The Chicken Ahack」のライブテイクも収録、これがまた見事にJon Lordしてるんだなぁ!
泥臭いブルースというより、ブルースロック的なThe Hoochie Coochie Menのプレイも気持ちよく、3人のゲストを含むボーカルもそれぞれに味があってよいねぇ。中でもJimmy Barnesの熱唱が最高なのですが、一部のファンはIan Gillanなんて名前に釣られてみるのも良いのではないかとw