PRISMの和田アキラ、SENSE OF WONDERの難波弘之、元VIENNAの永井敏己、そしてALFEEサポートなどでも知られる長谷川浩二という、日本のフュージョン〜プログレッシブ・ロック・シーンを代表するプレイヤーが集結したプロジェクト、ExhiVisionの2ndアルバムです。
フュージョン系プレイヤーの登竜門とも言える「Toshimi Session」のホストとしても知られる、フレットレスベースの名手・永井敏己に、ハードロック色の強いパワフルなドラミングを聴かせる長谷川浩二という強力なリズムセクション。その上で、和田アキラと難波弘之が縦横無尽にプレイを展開する構図から、いわゆるハードフュージョンを想像する方も多いかもしれませんが、本作の実態はそれ以上にプログレッシブ色の濃い内容となっています。
フュージョンかプログレかといったジャンル分け自体は、それほど重要ではありませんが、実際に聴けばその独自性はすぐに伝わってくるでしょう。高度なテクニックが随所に盛り込まれながらも、Camelを思わせる叙情的なメロディが効果的に配置されており、単なる技巧合戦に終わらない音楽性を確立しています。
緩急自在に展開される和田アキラと難波弘之のソロは、どちらも聴きどころが多く、特に難波弘之によるプログレッシブ・ロック然としたキーボードプレイは、本作の大きな魅力のひとつです。日本のプログレ/フュージョン好きであれば、強く印象に残る1枚と言えるでしょう。
