hello! progress!!

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「Live in Tokyo」It Bites

イギリスのネオプログレバンド、It Bitesの日本公演(1990年/東京郵便貯金ホール)がDVD化された作品です。

ハードロック、プログレッシブロック、ニューウェーブなど多彩な要素を取り入れたサウンドは、当時プログレファンを中心に高い評価を得ていました。ビジュアル面でも人気があり、女性ファンも多く、今見ても独自性は色褪せていません。タイトでスリリングなインスト演奏と、Francis Dunneryの少しクセのあるボーカルが作り上げる唯一無二のIt Bitesワールドが堪能できます。オリジナルアルバム3枚のみで解散したにも関わらず、今も熱心なファンが多いことも納得です。

Francis Dunneryはボーカリストとしてだけでなく、ギタリストとしても一級品。DVDでは黒のフェルのロック式ストラトシェイプやフェンダーのストラトを使用し、ギターを高めに構えた端正なフレージングを披露しています。そのスタイルは、後輩にあたるDream TheaterのJohn Petrucciに影響を与えたのではないかと思わせるほどです。

キーボード担当のJohn Beckは、正面にDX-7とJX-10(Super-JX)、左右にはハモンドやMoogを配置し、70年代プログレとは異なる独特でカラフルな音色を楽曲に加えています。「Screaming On The Beaches」ではKORG RK-100(ショルキー)を手にソロを弾きまくり、ステージの華やかさも印象的です。