先日買ってみたKinoが素晴らしく、すっかりハマってます。
- アーティスト: Kino
- 出版社/メーカー: Inside Out U.S.
- 発売日: 2005/02/22
- メディア: CD
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あまりプログレというキーワードを使うことで、Kinoのイメージを固定化させてしまいたくないのですが(所謂プログレ残党組やプログレハード系とは一線を画していいかと)、それぞれの出身バンドの個性が上手く融合されたサウンド。It Bitesが現役で活動していたら、こういう音楽をやっていたかもしれないとも思わせる、ポップだけどどこかひねくれた世界、テクニカルな側面を見せつつも、歌とメロディを重要視した楽曲群はどれも非常にレベルが高く、Vo&GのJohn MitchellはFrancis Dunnery程のアクはありませんが、いい意味で優等生。美しいメロディを時にファルセットを交え情感タップリに歌い上げ、ギタリストとしても見事な腕前を聴かせてくれます(ギターはFrancisの影響がかなりありそう)。 そしてやはりJohn Beckのカラフルなキーボードアレンジのセンスの良さが、バンドアンサンブルの中で効きまくっていますね。 次作にも大期待… って再結成It Bitesとは両立されるのかなぁ…。