今週のお題「私のテーマソング」について。
私にとっての「この1曲!」みたいなものは、世代ごとにそれぞれ衝撃的な出会いをした音楽が色々とありまして、ちょっと考えてみただけでは多すぎてなかなか絞り込めなかったりするんですよね。
ただし、今回はテーマソングということで、何か聞くだけでテンションが上がるようなウキウキする曲、楽しいことを考えるときについ口ずさんでしまうフレーズを考えてみると、、、、やはりあの曲かなと。
PFM - Four Holes in the Ground - YouTube
イタリアのロックバンドPFM(Premiata Forneria Marconi)の「Four Holes in the Ground」(邦題:原始への回帰)です。
マウロ・パガーニが奏でるバイオリンによる軽やかなテーマ、Minimoogの可愛らしいリードが裏メロとも表メロともつかない対旋律を奏で、賑やかなアンサンブルへと展開していくこの曲。
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そうそう、バンドの正式名称「プレミアータ・フォルネリア・マルコーニ」はプログレ好きなら言えて当然の合い言葉(「フリオといえばキリコ!」レベルの)みたいなものなので、この機会にぜひ覚えておいてくださいね。
変拍子で新郎新婦入場
昔からこの曲が大好きだった私はなんと自分の結婚式でこの曲を入場曲として使ってしまいました。
とてもキャッチーなテーマなのでもしかしたら気付かない方もいらっしゃるかもしれませんが、この曲のテーマは5/8拍子。我々の界隈では(どんな界隈だ)ごくありふれた普通の拍子ではありますが、一般的には変拍子とされるこのリズム。
このリズムでどうやって入場の足を進めていったかですが、、、、正直今となってはよく覚えておりません(笑) 事前に何かリハをした記憶もありませんし、ごく普通に歩けたんじゃないかなと。
そんな我々が結婚式を行ったのは代官山のレストラン「マダム・トキ」。私は知らないのですがドラマの撮影などでも使用されたという、素敵な洋館のフレンチレストランです。
とにかくとてもお食事が美味しく、新郎新婦である我々もしっかり当日のコースを完食したのですが、それ以来なかなか機会がなく訪れておりません。そのうち何かの記念日にでも足を運んでみたいですね。
オススメはライブ版?
さて、この「Four Holes in the Ground」ですが、アルバム『甦る世界』に収録されたオリジナル・バージョンももちろん良いのですが、ライブでの定番曲でもあり、ライブ演奏がまたそれぞれに個性があって楽しいのです。
まずは、やはり全盛期のアメリカでのライブを収録した『Cook』収録バージョン。テンポもオリジナル盤よりも速く、当時のバンドの勢いを感じさせる名演です。
Four Holes In The Ground (La Luna Nuova ...
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そして時は流れ2002年にフラヴィオ・プレーモリを含むメンバーで来日した際の『Live in Japan 2002』。ほぼオリジナル通りの緻密なアンサンブルを円熟味のある演奏で聴かせるこれまた名演。
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私が敬愛する日本のバンドKENSOもこの曲をライブで演奏していて、かつて発売されていた『KENSO II』のリマスター盤のボーナストラックとして、その演奏が収録されておりました。
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