アルバムのカラーとしては、かなりポップ/ロック色が強く、歪んだギターの音が響いているのが印象的です。生のリズムだけでなく、プログラミングされたトラックにディストーション・ギターを組み合わせた楽曲もあり、PMG的なカラーが濃厚だった1stアルバムとは随分と印象が異なります。民族色を湛えつつも程よくアメリカナイズされたサウンドに仕上がっていますが、これはこれで非常に魅力的です。力強いNoaのボーカルも、この路線によくハマっていますね。メロディの雰囲気やボーカルの回し方など、どこかアイルランド出身のThe Corrsを彷彿とさせるところがあり、それくらいポップで聴きやすいアルバムだと感じました。
プロデュースにはMike Hedgesの名がクレジットされていますが、本作でもアレンジ、ミュージック・ディレクター、そしてギタリストとしてGil Dorが全面的に参加しています。当然ではありますが、彼もまた実に様々なスタイルのギターを弾きこなす名手なのだと再確認させられます。
