行ってきました、Five Peace Band。
注目のJohn McLaughlin御大は、Remember Shaktiの頃と比べるとかなりリラックスした雰囲気。終始笑顔を絶やさず、Chickや他メンバーのソロをじっと見つめたり、かと思えば息つく暇もない超速フレーズをさらりと決めたりと、双頭バンマス的な立ち位置ではないものの、唯一無二の存在感はやはり別格でした。
ギターサウンドは、クリーンと軽くゲインを上げたクランチを使い分け。ディレイはフィードバックほぼ1回のみ、リバーブもほとんど感じられないセッティングで、速弾きを弾き切った直後に1回だけ残響を残して音がスッと消える、あの強烈な“音の粒立ち”は圧巻。その音であれだけのフレーズを、しかも余裕の表情で弾いているのだから恐ろしいです。
フレーズの合間に多用されるアーム操作、ビブラートや絶妙なピッチコントロールも健在で、Jeff Beckとはまた異なる、McLaughlinならではのアーム使いの妙を存分に堪能できました。チューニングもこまめに行っていたようで、特にクリーンでのコードワークはため息が出るほどピッチが美しかったですね。
Chick Coreaはいつも通り、やや抑えめながら全体をしっかりとコントロール。使用シンセはYAMAHA Motif XS 6&8。そういえば、Christian McBrideとKenny Garrettを生で見るのは13年ぶりで、その時もChickと一緒だったなぁ、などと個人的な記憶も蘇ります。今や2人とも、押しも押されもせぬトッププレイヤー兼ベテランという立ち位置になりましたね。
Kenny Garrettが驚くほど日本語が上手かったのも印象的で、どうやら相当な日本通とのこと。Brian Bladeもまた、とんでもなく凄かったのですが、そのあたりは語り出すと長くなりそうなので今回はこの辺で。
