「18人の音楽家のための音楽」は、CDで聴いた時の衝撃とはまた違う感動がありました。実際に演奏しているプレイヤーを目の当たりにしているという思いとは別に、この空間を共有し、生きた音楽が紡ぎ出される瞬間に立ち会っている感動は、なかなか言葉で表現することができません。本当に行って良かったです。延々と鳴り止まないスタンディングオベーションに、聴衆の感動と感謝が表れていました。それにしても、「18人の音楽家のための音楽」が指揮者なしで演奏されることには驚かされました。
写真は終演直後、「18人の音楽家のための音楽」のステージセットのままの様子です。奥の4台のピアノのうち、一番上手のピアノでライヒ本人が演奏していました。ほぼ配置図通りですが、「プロヴァーブ」のステージ配置はかなり違っていましたね。
今回、チケット取得に出遅れたため、S席は1階後方しか残っていませんでしたが、ステージが見渡せる2階席(A席)の前列を取ったのは正しい判断だったかもしれません。2階席からの鑑賞とは思えないほど音響も良く、「ドラミング」の冒頭、コンガの音がホールに響いた瞬間の残響の豊かさには驚きました。
「18人の音楽家のための音楽」の冒頭、マリンバのパルスが刻まれた瞬間の鳥肌が立つような感覚は、自宅でCDを聴いているだけでは決して味わえないものです。滅多に体感できるものではありませんし、少々無理をしてでも2日間とも行っておくべきだったかもしれません。
Setlist
- ドラミング パート1(1970-71)17'
- プロヴァーブ(1995)14'
- 18人の音楽家のための音楽(1974-76)60'

