いわゆるフュージョン系のテクニカル・インストを聴かせるギタリストですが、ロックからジャズ寄り、アコースティックなプレイまで、どれも見事にこなすオールラウンダー。技術的にはかなり高度なことも弾いているのですが、それがどれも自然で難しく聴かせないというか、サラリと嫌味なくプレイに組み込まれています。いい意味でライトかつポップなテイストが、非常に心地よいです。
曲の雰囲気などは、カントリーやアイリッシュ風味な楽曲においてSteve Morseとも印象が重なりますが、ギタープレイのスタイルはまた少し異なるかもしれません。初期Joe Satrianiを思わせるストレートなロックインストなどは、ワーミー等のエフェクトやアーム使いにおいてイメージが重なる部分もありそうです。また、Eric Johnsonの綺麗系の楽曲が好きな人にも好まれそうな曲も多いですし(ブルース・フィールはあまり感じませんが)、ジャズ・ロック調の曲になると途端にバリバリと弾き出すのがまた素敵です。これほど魅力的なギタリストだったとは、改めて驚かされました。

