hello! progress!!

音楽の話はここで書くかもしれません

『Airplay For THE Planet Live IN Japan 1994.1.19』Jay Graydon All Stars

1994年のJay Graydon All Stars名義の来日公演を収録したオフィシャル・ブートレグ(?)的なDVDです。本作はライブアルバム用にレコーディングされたものではなく、記録用のカメラ(1カメ?)の映像にデジタルリマスターを施し——といっても「まともなブート」レベルですが——卓から2MIXで録音されたDAT音源と組み合わせたものだそうです。参加メンバはJay Graydon(g, vo)、Joseph Williams(vo, key)、Bill Champlin(vo, Hammond, g)、Kenji Sano(b)、Sherwood Ball(g, vo)、Bill Cantos(key, vo)、John Van Tongeren(key)、Pat Mastelotto(ds)、そして女性コーラス隊3人という、Jayとゆかりのある豪華メンバーが勢揃いしています。

特典映像のJayとケンジ・ヒノのインタビューによると、ツアー前に2週間みっちりとリハーサルを行って臨んだ、ツアーの最初の公演が本作のステージとのことですが、とても一発目とは思えない、濃密で完成度の高いステージが繰り広げられています。販売を目的に撮影された映像ではないため、ライブの臨場感に欠ける音源ではありますが、それが彼らのパフォーマンスの素晴らしさをスポイルするものではないでしょう。『Airplay for the Planet』の収録曲からTOTOやAirplay、Planet3のナンバーまで、プログラミングは一切用いず完全な生演奏での再現にこだわったというアンサンブルは、これだけの大所帯だというのに、スッキリ整頓されたサウンドになっている所は流石。それにしても、このベテラン勢はマルチに巧すぎます。