hello! progress!!

音楽の話はここで書くかもしれません

Allen Hinds Friends@赤坂 B flat/2007.10.11 19:15〜

Allen Hindsはアルバムを1枚聴いている程度で、ライブを見るのは今回が初めてです。ただ、サポートメンバーが日本のプログレ/フュージョン界隈ではおなじみの顔ぶれということもあり、内容的にも期待できそうな印象でした。

  • Allen Hinds(g)
  • 大高清美(key)
  • 岡田治郎(b)
  • 平川象士(ds)

実際にライブを観てみると、Allen HindsはCDで受けた印象以上に素晴らしいギタリストでした。ワイドレンジなダイナミクスを持つタッチ、緩急自在で歌心にあふれたフレージングが印象的で、想像以上にロック色の強いプレイも随所で聴かせてくれました。

バンド全体のまとまりも非常に良く、来日ツアー2日目とは思えない完成度でした。この点については、大高清美氏が全体をうまくまとめていた印象があります。音色の作り込みも含めて、Allenの楽曲に対する理解度の高さが感じられました。Allen自身もその信頼感からか、多くの曲で鍵盤に長めのソロを任せており、ギターとキーボードの両方を楽しみたい立場としては、見どころの多いステージでした。

開演前からステージ上にはAllenのセットとは別にアンプが1セット用意されており、さらに客席には矢堀孝一氏の姿も見受けられました。その予感通り、2ndセットでは大高清美氏の楽曲にて、矢堀氏がゲスト出演する展開となりました。

掲載写真は大高清美氏のセットです。赤いオルガンはCLAVIA製ではなく、Roland VK-8を赤くペイントしたものとのこと。下段鍵盤にはFantom-X7を使用し、Rhodes、シンセ、ピアノ系の音色を担当。VK-8はレスリー接続なしで、MIDIによりラックのFantom-XR(機種は記憶違いの可能性あり)をスレーブとして、オルガン以外の音色も鳴らしていました。

Allen Hindsは演奏だけでなく、サウンド面でも非常に印象的でした。Xotic製のストラトキャスター2本に、Dr.Zのアンプ(ヘッドとコンボを歪み用とクリーン用で使い分けていたように見えました)という構成で、クリーンからドライブまで一貫して説得力のある音色でした。

足元にはXoticのブースターのほか、TC Electronicのディレイ/リバーブ、TCやArionのステレオコーラスなどが見受けられましたが、機材以上に印象に残ったのは、指弾きとピックを巧みに使い分けるニュアンス重視のプレイでした。その繊細な表現にダイレクトに反応する、非常にバランスの取れたセッティングだったように思います。