今年も東京国際フォーラムで開催された「東京JAZZ」へ行ってきました。

昨年も感じたことですが、あの会場と時間帯の組み合わせは、少し「フェス向き」ではないのかもしれませんね。ロックのようにもみくちゃになって盛り上がるライブではないですし、あの座り心地の良い椅子に揺られながら暗闇で長時間過ごしていると、緩やかな曲調の場面ではどうしても眠気が……。 終演が23:00と遅いため、ラスト間際にバタバタと席を立つ人も多く、終演後に仲間と余韻に浸る余裕がないのも少し残念なところ。ライブは決して悪くないのですが、観る側のテンションが持続しにくく、これなら家でDVDを観ているのとあまり変わらないかな……という贅沢な不満もよぎります。とはいえ、8,500円というチケット代でこれだけの豪華メンツを4時間近く堪能できる機会はそうありません。今後もぜひ継続してほしいイベントです。
各ステージの感想:
Mike Stern Band featuring 小曽根真、デイヴ・ウェックル、クリス・ミン・ドーキー
春にブルーノート東京(BNT)で観た時とセットリストはほぼ同じ内容。BNTではL字型だったピアノとオルガンの配置が今回は横並びになり、小曽根さんのオルガンもしっかり「B-3」が用意されていました。(クリスはいい加減サイレントベースじゃなく、本物のアコベを使ってほしいところですがw) 今回も「Wishing Well」は絶品。これを目当てに行ったようなものなので、大満足です。ラストの盛り上がり直前、左手でピアノのアルペジオをキープしたまま、右手でB-3へと移動していく小曽根さんの姿には、思わず涙がこぼれました。
東京JAZZ 2007 Special Session (ランディ・ブレッカー、ボブ・ミンツァー、アンソニー・ジャクソン、デニス・チェンバース ほか)
今年亡くなったマイケル・ブレッカーの楽曲を中心に、各メンバーの曲を取り上げるセッション。アンコール前のラストはブレッカー・ブラザーズの「Rocks」でした。「Some Skunk Funk」を期待していたのですが、まぁ似たような(?)テンションの曲ですし、これはこれで良し!
結局、終演ギリギリまで楽しみ、終電での帰宅となりました。丸一日ジャズに浸る、なんとも濃厚な秋の夜長でした。
- ザ・ベニー・ゴルソン・カルテット
- マイク・スターン・バンド featuring 小曽根真、デイヴ・ウェックル、クリス・ミン・ドーキー
- 東京JAZZ2007 スペシャル・セッション(ランディ・ブレッカー、ボブ・ミンツァー、マイク・スターン、ウィル・ブールウェア、アンソニー・ジャクソン、デニス・チェンバース)