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『AVENIDO』Aca Seca Trio

暑い日が続いていますが、こんな季節こそ清涼感のあるサウンドを。ということで、アルゼンチンの若手フォルクローレ・グループ、アカ・セカ・トリオ(Aca Seca Trio)の2ndアルバムをご紹介します。
メンバーはフアン・キンテロ(G, Vo)、アンドレス・ベエウサエルト(Key, Vo)、マリアーノ・カンテーロ(Per, Vo)の3人。フォルクローレといっても、ジャズやボサノヴァ、ポップスの要素を巧みに取り込んだ現代的なアプローチが特徴です。特筆すべきはメンバー全員による3声のボーカル・ハーモニー。その絡みが実に美しく、空間を爽やかな空気で満たしてくれます。オリジナル曲に加え、アルゼンチンや隣国ウルグアイの作曲家の楽曲も取り上げており、どれも立体的で奥行きのあるサウンドに仕上げられています。
ジャケット写真を見ると「イケメン・ラテンボーイ3人組」といった風情ですが、演奏スキルも非常に高く(おそらく全員ジャズの素養が深いのでしょう)、ぜひ一度ライブで体感してみたいと思わせる実力派グループです。
ちなみに2曲目には、元パット・メセニー・グループ(PMG)のペドロ・アズナールがボーカルとフレットレス・ベースでゲスト参加しています。あの独特の浮遊感のあるサウンドに、彼のトーンが合わないはずがありません。