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音楽の話はここで書くかもしれません

「Live! Live! Live!]」Brian Adams

「Summer of '69」の冒頭に聴衆の合唱が収録されたBrian Adamsのライブ盤。88年のベルギー公演の音源に、ラストの「Into the Fire」(Dokkenじゃない)のみ日本公演の音源が加わってます。出世作「Reckless」からの楽曲も多く演奏され、初期のライブベストとしても楽しめる1枚。
それはさておき、僕がオルガン大好きっ子、というのはうちのお客さんにはお馴染みかと思いますが(?)そんなオルガン話を少々。 オルガンサウンドが活躍する音楽は、主役級で使われる花形のジャズを筆頭に、各種ロック、フュージョン、ファンク、ソウルなど様々にありますが、個人的に何気に好物なのが、ごく普通のロックやポップスで地味ぃ〜にバッキングに徹しているハモンド系(クローン含)のオルガンプレイです。
特別ソロを弾くでもなく、例えばAメロは弾いていなかったり、それどろこか2コーラス目まで一切出番が無かったりw、演奏も2〜3和音のコードにちょっとしたオブリが入る程度だったり、全く持って地味な存在。そんな隠し味的なオルガンですが、バンドサウンド、特に歪んだギターが一緒に鳴っている中でのアンサンブルへ絡み付くような愛称の良さは、どんなリッチなシンセサイザーのパッドでも為し得ません。そんなパッド的オルガンプレイ、様々なお約束パターンがあるのですが、そこいらの話は長くなるのでまた気が向いた時にでも。

Bメロから上昇グリスを切っ掛けに白玉コード、なんてあまりにお約束過ぎるパターンですが、これがたまらないんだな〜。ということで話を戻して、そんな素敵な隠し味オルガンが堪能できるBrian Adamsのライブアルバムなのでした。(大半の曲で同じようなパターンで入ってきます)