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Buzz Feiten with Michael Thompson - L.A. Super Session-@Blue Note Tokyo

少々立て込んでいる最中でしたが、行ってきましたBlue Note Tokyo。
“L.A. Super Session”の名の通り、ベテランBuzz Feitenに、LAを代表するファーストコール・ギタリストの一人Michael Thompson、さらにLarry Carlton作品や『Baked Potato Super Live』でお馴染みのGreg Mathiesonという、好きな人にはたまらない夢の組み合わせです。

同行者さんが一足先に整理券を取ってくれていたのですが、番号はなんと15番。これはラッキー。

入場が早かったこともあり、テーブルはセンター最前を除けば選び放題。バンド全体を見渡せそうな、ややマティソン寄りの2列目テーブルを選択しました。しかし月曜の2ndセットということもあってか、客入りはかなり控えめ。開演前のロビーも閑散としており、あの広いBlue Noteに100人入っていたかどうか…という印象です。

客層も、ありがちな“居心地悪そうなギター小僧系”はほとんど見当たらず、意外と女性客が多め。マイケル・トンプソンのファンでしょうか。
入場から開演まで30分弱しかなかったので、特製ソーセージなどをオーダー。これがかなりの当たりで、サフランライス入りの腸詰めも付いていて、1人なら十分に一食分。2人以上でシェアするのが正解かもしれません。

ステージレイアウトは、上手にGreg MathiesonのHammond B-3、その上にKurzweilのPC88(この組み合わせ、NiacinのJohn Novelloも使っていましたね)、続いてベース、ドラム。センターやや下手寄りにBuzz Feiten、そして一番下手にMichael Thompsonという並び。
Buzzのアンプがマーシャル系のヘッド&キャビという王道スタイルに対して、Michael Thompsonの機材がとにかくユニークでした。
巨大なエフェクトボードが2台、しかも20個を超えるペダルがぎっしり。二段積みになっている箇所もあり、スイッチングシステムを組まずに、よくこれだけのペダルを把握・操作できるものだと感心するばかり。

さらに驚いたのが、そのアウト先。足元にはおそらく5W前後のミニアンプをマイキングしたもの、加えて下手側の台の上にも10W程度と思われる小型アンプ。見た目にはややアンバランスにも映る構成ですが、よほど音に惚れ込んでいるのでしょう。
サウンドは若干「作り込んだ感」が強い印象もありましたが、ドライブサウンドから深めの空間系、ヴァイヴ系まで、エフェクトを多用した場面では、ストレートなトーンのBuzzとのキャラクターの違いが明確に表れていました。プレイの印象としては、「派手ではないけれど、とにかく巧い人」という感じ。

ライブ全体の流れとしては、ギターバトル的な構成ではなく、基本的にBuzzがメインで、Michaelはサポートに回り、振られたところでソロを取るスタイル。
Michaelが主役となる曲は、ソロアルバムからの「East Coasting」と、なぜかSantanaの「Europe」カバーの2曲でしたが、どちらもスローで歌わせるタイプの楽曲。個人的には、もっとアグレッシブに弾きまくるMichaelの姿も見たかったところです。

そして主役のBuzz Feiten。58歳とのことですが、ひょろっとした長身に角刈り気味のヘアスタイルは、どこかベテラン軍人のような佇まい。細長い指から繰り出されるフィンガリングは、一見バタついているようにも見えますが(右手のピッキングフォームにも独特の癖あり)、出音は文句なし。
リズムプレイはもちろん、ワイドストレッチを活かしたフレージングは、いかにもLAフュージョンらしい流麗さと、一癖あるニュアンスを併せ持ち、「さすが一時代を牽引したギタリスト」と唸らされました。

Larsen Feiten BandやNew Full Moonの楽曲ではボーカルも披露してくれましたが、これがまたいい感じ。
いやー、本当に格好良かった。

個人的にかなり期待していたGreg Mathiesonは、まずその“とんでもない巨漢ヒゲじいさん”ぶりに驚かされました。
Hammondのプレイは流石の一言で終始ご機嫌でしたが、PC88によるピアノ系の音色は、正直なところ少し微妙。音色自体がやや古いPCMシンセということもありますが、もっと縦横無尽に弾き倒す姿を想像していただけに、やや大人しめな印象も。
とはいえ、オルガンが最高だったので結果オーライでしょうか。本人もかなりノリノリで、声を上げながら楽しそうに演奏していました。

Buzz Feiten with Michael Thompson - L.A. Super Session-
2006.11.21(mon)2nd set 開演 21:30
〜Setlist〜(95分)

  1. Party Shoes
  2. Hey, Dinwiddie
  3. East Coasting
  4. Little Sister
  5. Sudden Samba(Greg Mathieson Piano solo)〜???
  6. Danger Zone
  7. Europe〜(Mark Meadows Bass solo)
  8. Led Boots
  9. encore:Phantom Of The Footlights

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  • Buzz Feiten(g, vo)
  • Michael Thompson(g)
  • Greg Mathieson(key)
  • Mark Meadows(b)
  • Nate Morton(ds)
  • Michael Thompson Jr.(per)