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『Concerto Grosso 1&2』New Trolls

コンチェルト・グロッソ1&2

コンチェルト・グロッソ1&2

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来月、初来日公演を行うイタリアのプログレッシブロックバンド、New Trollsの1971年と1976年発表の2枚のアルバムをまとめた企画盤です(2枚組ではありません)。個人的には「Concerto Grosso 2」が未聴だったため、予習盤としてもぴったりでした。

前半の「Concerto Grosso Per 1 New Trolls」は、イタリアンプログレをかじった方ならお馴染みの名盤で、A面4曲は組曲形式のオーケストラを全面的に導入した叙情的なバロック色満載のクラシカルロックです。B面相当の「Nella Sala Vuota」は1曲20分を超えるロックナンバーで、インプロヴィゼイションが多く盛り込まれたプログレッシブな楽曲になっています。

6曲目からの5曲が「Concerto Grosso 2」にあたり、こちらが個人的なお目当てでした。1に比べるとオーケストラサウンドは控えめで、シンセサイザーの導入が目立ちます。バンド色は強くなっていますが、叙情的で美しいメロディ、ボーカルハーモニー、緻密なアンサンブルは健在です。1の衝撃には及ばないものの、1〜2を通して70分聴いても十分楽しめます。

この大作アルバムを、生ストリングスを交えて目の前で再現するというのは、熱心なファンでなくても楽しみで仕方ありません。