hello! progress!!

音楽の話はここで書くかもしれません

【ハロフェス】元ハロヲタが10年ぶりにハロプロのコンサートを見に熊谷まで行ってきた感想【SATOYAMA & SATOUMI】

こちらのブログは久々の更新ですが、このブログがその昔(はてなダイアリー時代)、ハロプロファン日記だったことを知ってる人はまだいるでしょうか……?

2000年代前半〜中盤にかけてモーニング娘。を始めとするハロー!プロジェクト系のアイドルのファン(モーヲタ・ハロヲタ)だった筆者。2004年にはてなでブログを開設したも、その当時は「ハロプロ系のブログを書くならはてなダイアリー」というのがお約束だっったので。はてなキーワードなどを介しての、ハロヲタはてなダイアラー同士の交流も比較的活発でしたっけ(?)

当時の筆者は入口は所謂楽曲ヲタで、じきにライトな現場系へとシフトしていった感じ。当時はAKBブレイク前夜位でハロプロでも接触イベント的なものもまだそこまで頻繁ではなく(あるにはあった)、単純にアイドルコンサートの雰囲気や盛り上がりが好きで足を運んでは、そのライブレポ的なものをこのブログでも書いていました(過去ログを整理した際に、音楽ネタ以外はほとんど消してしまったのは勿体なかったかも……)。

……なんて前置きはどうでもよくて、めちゃくちゃ久しぶりハロプロ系のコンサートを見てきたので、久々にブログに感想を書いてみましたよ。

Hello! Project 20th Anniversary!! Hello! Project ハロ!フェス 2018:2018年10月21日(日)@彩の国くまがやドーム体育館

土曜日に妻が埼玉県の熊谷までハロプロ系のフェスイベを見に行くというので、話を聞いてみると同フェスでは翌日曜日の公演にメロン記念日が久々に再結成してゲスト出演するとのこと。メロン記念日は昔よくライブを見に行ってたグループということもあり、俄然興味が出てチケット(ファミリー席だよ)を妻に手配して貰って行ってきたのでした。

ちなみに最後に見たハロプロ系のライブは2009年4月の℃-uteのツアーなので(前年2008年に当時のいち推しだった美勇伝が解散して燃え尽きた?)、ほぼ10年振りのハロプロ現場です。いつの間に、現役で見ていたグループは全て解散してしまいました……。

* *

さて、「ハロ!フェス」というのはハロプロ系アイドルグループが一堂に会するイベントで、新春と夏にに行われるいわゆる「ハロコン」の兄弟イベントのようなものでしょうか。春にはひな祭りとかけた「ひなフェス」、そして秋はハロウィン(ともちろんハロー!プロジェクト)にかけての「ハロ!フェス」が今回初開催されたそう。

この週末、彩の国くまがやドームでは「SATOYAMA & SATOUMI with ニャオざねまつり in 熊谷」なるイベントが並行して開催されていて、そこにあの事務所が例の如くがっつり絡んで現役ハロプロ・OGアイドル達がイベントステージやら物販に登場したり併設の体育館でコンサートを行うといった絵図のようです。昔もあったよね、そんな感じのイベント……。

コンサート前にモーニング娘。とJuice=Juiceがイベントステージに登場

早速ですがコンサート本編の感想をグループ毎に駆け足で。筆者はメロン記念日以外のグループ、メンバーのパフォーマンスは完全に初見なのと、楽曲も数曲を覗いて初めて聴いたものばかりだったのでその辺含みおきいただけると幸いです。

まずはセットリスト。

Hello! Project 20th Anniversary!! Hello! Project ハロ!フェス 2018
会場:彩の国くまがやドーム/2018/10/21 (日) 10:30 開演
「Hello! Project 20th Anniversary!! プレミアム」
〜セットリスト〜

  • YEAH YEAH YEAH/全員
  • おへその国からこんにちは/ハロプロ研修生
  • 眼鏡の男の子/BEYOOOOONDS
  • 文化祭実行委員長の恋/BEYOOOOONDS
  • 表面張力〜Surface Tension〜/つばきファクトリー
  • 低温火傷/つばきファクトリー
  • 今夜だけ浮かれたかった/つばきファクトリー
  • VIVA!!薔薇色の人生/カントリー・ガールズ
  • 傘をさす先輩/カントリー・ガールズ
  • 気ままな片想い/カントリー・ガールズ
  • ラーメン大好き小泉さんの唄/こぶしファクトリー
  • GO TO THE TOP!!/こぶしファクトリー
  • 亀になれ!/こぶしファクトリー
  • 負けるなわっしょい/全員
  • コンプレックスにサヨウナラ!/ミニーズ。
  • メロン記念日のテーマ
  • さぁ!恋人になろう/メロン記念日
  • 赤いフリージア/メロン記念日
  • かわいい彼/メロン記念日
  • お願い魅惑のターゲット/メロン記念日(バックダンサー全員)
  • This is 運命/メロン記念日
  • ロマンスの途中/Juice=Juice
  • 素直に甘えて/Juice=Juice
  • シンクロ。/Juice=Juice
  • タデ食う虫もLike it!/アンジュルム
  • 泣けないぜ…共感詐欺/アンジュルム
  • 46億年LOVE/アンジュルム
  • フラリ銀座/モーニング娘。'18
  • 邪魔しないで Here We Go!/モーニング娘。'18
  • 自由な国だから/モーニング娘。'18
  • かっちょ良い歌/全員

コンサート本編雑感

オープニングはハロプロ・オールスターズ名義の「YEAH YEAH YEAH」。良くも悪くもつんく節全開の人間賛歌?で「あー、こういう所は相変わらずなのだなぁ」と妙な安心感?

BEYOOOOONDS

つい先日発表されたばかりという新グループ。「CHICA#TETSU」と「雨ノ森 川海」なる2グループから構成されてるみたい? あえて名前には突っ込まないぞ。
「眼鏡の男の子」「文化祭実行委員長の恋」共にメンバー中のボーイッシュな子を美少年キャラに見立てた恋愛模様を演劇仕立ての楽曲で、新グループとは思えないパフォーマンス。歌もダンスも上手くて驚いた!
あと、メロン記念日のバックや全員曲でBEYOOOOONDSの一番背の低い子(妻によると西田汐里ちゃんでは?とのこと)のダンスがキレキレで目立っていたのが記憶に残っています。かつての矢口や桃子が小さな体を目一杯動かしてパフォーマンスしてたあの感じ!?

つばきファクトリー

フェス中で最も勢いを感じたのがこのグループ。勢いありすぎて歌が上ずり気味な所まで含めてイケイケなパフォーマンスが魅力。たった3曲ながら楽曲に恵まれたグループであることがよく分かる選曲で、「表面張力」は往年のハロプロヲタも歓喜のスピード感溢れるファンキーナンバー。1stアルバムが楽しみです。

カントリー・ガールズ

モーニング娘。レンタル移籍時期のカントリー娘。の遺伝子を感じさせるアイドルポップを3曲。クール路線が受けてる今のハロプロにあって、こんな王道のアイドルパフォーマンスは貴重ですね。 「VIVA!!薔薇色の人生」とか初めて聴いた気がしなかった。
メンバーの移籍や兼任で色々と揺れてるグループのようですが、なんだか勿体ない気もするし、“カントリー”の名はそんな星の元のグループなのか。

こぶしファクトリー

他のグループに比べて人数が少ないもののきっちり実力で魅せられるグループだと思うのですが、今回は楽曲があまりピンと来なかったかな。結構いい曲あると思うのだけどなぁ……。「GO TO THE TOP!!」は良かったです。鈴木俊介だねー。

メロン記念日

色々挟んでお待ちかねのメロンちゃん。「メロン記念日のテーマ」が流れた瞬間12年ほどタイムスリップした気分。テーマ繰り返しの合いの手タイミングの変化をきっちり知ってるヲタ。当時の精鋭が戻ってきてるのか、「かわいい彼」のXジャンプや「バーランセ、バーランセ」も健在だったので、今のハローでもカバーとかで知られてるのかな。
グループ自体は2010年の解散以来でなく、2013年にも限定的な復活があったらしく、それ以来の5年振りの復活とのこと。デビューからは19年の歳を重ねているけど、ビジュアルでも素直に「ああ、メロン記念日だ」と安心感を感じてしまうのは、当時からアイドルとしては少々異端だったこのグループだからこそか。

全員が現役で芸能活動をしている訳ではないのに、パフォーマンスも現役アイドルから見劣りすることはなく、むしろこの日いちで会場を沸かせていた位!? この辺、当時からハロコンに強かったメロン記念日は健在(ステージが楽しいので他グループを推してるヲタも巻き込んでしまう)。

セットリストはゲストながら贅沢に5曲、しかもライブのキラーチューンばかりで、柴田あゆみの赤フリ歌い出しには軽く泣きました。柴ちゃん今や子持ちってマジかよ(かわいい)。
ファミリー席でまったり見ていた私も久々にタオルを投げたくなる復活メロン記念日。人気実力の安定した後半3グループの前に、必要以上に会場を温めてくれたのでした。

Juice=Juice

現役ハロプロでは唯一曲を聴いていたグループ。1stアルバムはどの曲も良かったし、メンバーの歌声を聴いていても個性があっていいなーと。音源を聴いてて特にいいなーと思ってたのは、生歌で確認して分かった、金澤朋子さんでした。モーニングの譜久村さんと並んで好きなタイプ艶感ある歌声です。
振り幅のあるカラーの楽曲を高レベルでパフォーマンスできるグループとして単独コンでも見てみたくなりますね。

アンジュルム

スマイレージ時代のインディーズシングルが好きだった意外は全然分からないグループですが、今回歌った3曲はいい意味で“ハロプロらしさ”を思わせるナンバーで、つんく曲ではないものの、前山田健一に林田健司と鈴木俊介のタッグと聞いてなるほどね! 「泣けないぜ…共感詐欺」も安定のヒラショー。今と昔のハロプロをダイレクトに繋ぐグループは彼女たちなのかな。

モーニング娘。

プラチナ期の楽曲で完全に見切りを付け、世間では話題になったEDM路線になってからのモーニング娘。にもあまり興味湧かず、殆どチェックしていなかったもののやっぱりライブで見るとパフォーマンスの安定感はさすが。かつては絶対のマザーシップだったこのグループも、世代交代を重ねてJuice=Juiceやアンジュルムあたりとしのぎを削るようなハロプロ内戦国時代感、かつやはり頭一つ飛び抜けた存在感があるなーと。
今のモーニングの武器であるフォーメーションダンスもだけど、やはりしっかり歌えるメンバーがいるのは強い。譜久村聖、小田さくらあたりが目立っていたけど、他にもしっとり系で歌唱力が高いメンバーが何人もいるんですね。

* *

……といった感じで、今のハロプロアイドルも楽曲も全くチェックしてなかったここともあって、新鮮な気持ちで楽しめたハロ!フェスでした。どうしても自分の知ってる過去のハロプロのイメージと比べがちな所はありますが、受け継がれてることもあるし進化や変化も様々でやはり10年の月日は大きいなと。

あと、昔に比べてヲタのマナーが良くなったかなと。ライブ前にNG行為について結構入念なアナウンスがあったりして、増えたと言われる女性ヲタが安心してライブを楽しめる環境が整ってきたのかな。
ペンライトもかつてのサイリウム(ケミカルライト)でなく自由に色を変えられるペンライトが主流で、メロン記念日が出てくればあっというまに会場全体がグリーンに染まってしまって(メンバーもMCでネタにしてた)、今は推しグループ毎にサイリウム用意しなくていいんだななんて!(笑)

終演後にSATOYAMA & SATOUMIの会場に寄ってみたところ、ステージや物販にハロプロメンが溢れてて妻が推しを見つけて盛り上がっていました。

Juice=Juice#2 -! Una mas! -【通常盤】

Juice=Juice#2 -! Una mas! -【通常盤】

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