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hello! progress!!

音楽ネタ中心に書いてます

「CAT Session」〜MMM(藤岡幹大、森田悠介、前田遊野)/金沢法皇Session/Paranormal Synchronicity@高円寺ShowBoat/2015.3.25(wed.) 19:30〜

2月にも「藤岡幹大presentsライブ」を行ったギタリストの藤岡幹大さんが今月も同じ会場でライブを行うということで行ってまいりました。今回のバンドメンバーはドラムに藤岡氏同様にBABYMETALなどで活躍する前田遊野氏、そしてベースにはピアニスト桑原あい氏のトリオ(ai kuwabara trio project)にて強烈なベースを弾いている森田悠介氏という、かなり面白そうなトリオです!
対バンにもかなり期待できそうなバンドが集められているらしく、楽しみに会場へと向かいました。
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簡単に3バンドの感想など…。

金沢法皇Session

まずは、キーボーディスト金沢法皇氏が率いる「金沢法皇Session」… ですが、実際にはギタリストの岡聡志氏が主導で編成されたバンドらしく、そのあたり面白おかしくMCでお2人のやり取りが見られました。
所謂王道のテクニカルフュージョン系のバンドで、雰囲気としてはTribal Techとか初期エレバンとかまさにあの辺。キメキメのシンセブラスにRhodesサウンド、うーん、たまりません。
指挽きも交えた岡聡志のギターは以前一度拝見したことがありましたが、その時に比べてもますます磨きのかかった印象。あまり、プロのプレイヤーに対して「○○ぽい」という言葉を用いるのは失礼ではありますが、やはりどうしてもスコット・ヘンダーソン辺りの名前が浮かんでしまう、テクニカルかつクレバーなプレイ。師匠格の藤岡氏よりも、よりフュージョンギタリストの色が濃く、今後の活躍が楽しみなプレイヤーです。

そして金沢法皇氏。とても素晴らしいキーボーディストでした。この日演奏された大半の曲が金沢氏の作曲によるものでしたが、キャッチーかつテクニカルな楽曲の数々は、そのタイプもバラエティに富んでいて、演奏もリリカルなピアノから、リズミカルなRhodesまでバッキング、ソロ共に抜群の安定感とテクニック。若いのにさぞかし経験を積まれてるのかと思ったら、なんとキーボードを本格的に始めたのは専門学校に入学してからだとか! 途中ハービー・ハンコック「処女航海」のカバーもありましたが、こちらのアレンジがまた格好良かった! 
残念ながら公式に音源などは作られてないそうですが、ライブ後(勝手ながら)猛烈にリクエストさせて頂きました。ラストの「Heavens Lake」も良かったなぁ。どことなく初期メセニー・グループを彷彿!?

[金沢法皇Session Setlist]
金沢法皇(key)、岡聡志(g)、小林修己(b)、名和直大(ds)

  1. Cell Information
  2. Hopping High
  3. Maiden Voyage(Herbie Hancock
  4. Cyber Dive
  5. Heavens Lake

Paranormal Synchronicity

続いてトリオバンドのParanormal Synchronicity。各メンバー爽やかなイケメン揃いのルックスですが、演る音楽はこれまた硬派!? 変拍子を効果的に取り入れたギターインストは、時に激しく、フュージョンプログレ的でもあり、時にポストロックっぽいアプローチもありと、正に今の世代のバンドといった感じ。ええ、おじさんこういうバンド大好きです(笑)
この日の選曲は6拍子系を中心に5や7拍を絡めていくタイプのリズムが多かった(ように感じました)のですが、このリズムも個人的に非常にノリが良くて好き。変拍子の扱いがマニアックにならず、非常にキャッチーです。
曲はどれも比較的コンパクトで、アドリブよりも作り込んだ既定サイズの楽曲を聴かせることを重視したスタイル。恐らく同期もかなり駆使していたように見えました。
先ほどのバンドに大してやはりパーマネントなバンドとしての完成度の高さで楽しませてくれら彼ら。メンバー各々の演奏スキルも申し分なく、特にドラマー中新井祥氏のキレのいいプレイが印象に残りました。
CDを販売していたので終演後にしっかりゲットしてまいりました。

[Paranormal Synchronicity Setlist]
日吉智洋(g)、布施翔也(b)、中新井祥(ds)

  1. Nightfall
  2. ????
  3. ????
  4. ????
  5. Cat Dance

曲名全然分からなかった…。

MMM

そして、お待ちかねのMMM(読みは「スリーエム」でいいみたい)。「Mikio、Morita、Maeta」の頭文字3つを取っての「3M」。しかし、リハ時に3人ともメガネをかけていたことによる「3MEGANE」という説も!?
このトリオ、BABYMETALのサポートで活躍する2人が参加していることもあって、そちら系のファンの方もかなり見えておりましたが、個人的に注目していたのがベースの森田悠介氏。ピアニストの桑原あいが中心となった「ai kuwabara trio project」は、個人的に1stアルバムからずっと追いかけているグループで(こちらの紹介も機会がありましたらまた)、その中でもかなり個性を発揮していた森田氏のベースを楽しみにしておりました。

the Window

the Window

1曲目にいきなり藤岡氏のギターの弦が切れるというトラブルに見舞われるものの、その間を森田氏が見事なベースソロで繋いでくれました。事前の印象では、ジョン・マクラフリン系のバンドで活躍する超絶ベーシストたち(マシュー、ドミニク、アドリアン等)を彷彿とさせるテクニカルなソロプレイ、そしてシンセ系エフェクトのイメージが強かったですが、やはり実際にライブで見るとその印象も変わります。技術の高さは勿論、歌わせるプレイから、こちらの体が動き出すようなファンキーなノリまで、その懐の深さを見事にアピール。最高に楽しい音楽でした。

…っと、藤岡さん、前田さんの感想が少なくなってしまいましたが、このお二方については今更僕がダラダラと語るまでもないでしょう。お二人のファンの方もたくさん会場に見えられていたので、SNSやブログ等でもその報告を読むことができるかと思います。
ちなみに、ラストのマイク・スターンはドラムの前田さんの選曲らしく、わたくし90年代のスターン作品が大好きなので、大いに盛り上がってしまいました。アンコールはスコヘンのゴキゲンナンバー。その他、セットリストは何処かで聴いたことのある曲がいくつかあったのですが、アーティスト、曲名が思い出せませんでした(苦笑)。

These Times

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Tore Down House

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  • アーティスト: Scott Henderson,Thelma Houston
  • 出版社/メーカー: Mesa / Bluemoon
  • 発売日: 1997/04/08
  • メディア: CD
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ライブ後、藤岡さんが「まだ知られてない若いミュージシャンを見て貰える場が作れて良かった」と話されていたのがとても印象的でした。今回も楽しいライブを見せて頂き、本当にありがとうございました!

[MMM Setlist]
藤岡幹大(g)、森田悠介(b)、前田遊野(ds)

  1. ????
  2. ????
  3. Diamond Dust(Jeff Beck
  4. 猫武者
  5. ????
  6. Chatter(Mike Stern)
  7. Dolemite(Scott Henderson)

終演後、森田氏がai kuwabara trio projectの新作カヴァーアルバムを手売りされていたので、当然のようにゲット。Crimsonのカバーなども収録されていて、プログレファンも要チェックです!?

Love Theme

Love Theme

そんなai kuwabara trio projectですが、7月にスイスで開催されるモントルージャズフェスティバルに出演するとのこと。国内のみならずのワールドワイドな活躍を期待しております!