前日に引き続きMoon Safari単独来日公演の2日目。この日はオールスタンディングということで前日よりさらに1時間以上仕事を早く切り上げて会場へと向かいます。
比較的若い番号を持っていたおかげで(チケット発売日は仕事だったので目黒まで買いに行ってくれた奥さんに感謝!)、サイモン前あたりの2〜3列目付近をゲット。それからの1時間の待ちがややキツかったですが(歳のせいか、オールスタンディングの開演前が最近辛いw)、開演してからの2時間は前日同様にあっと言う間! それにしても本編60分弱で、アンコールが同じだけあるというのは、なんなのでしょう(笑)
セットリストは以下の通り。初日に比べて「Himlabacken Vol.1」からの曲が更に減ってしまいましたが、大好きな2ndからのインストナンバー「Moonwalk」を演ってくれたのが個人的にはかなりの感激ポイント。アンコールの1曲目には1stから「パラッパッパ♪〜」の「Dance Across The Ocean」も披露。そして大作LE pt3の後に、「Constant Bloom」〜「Methuselah's Children」という前日同様の〆。もう少し内容を変更してくるかな?とも思いましたが、何度聴いてもいい曲はいいものですので。
ただ、気のせいかこの日はメンバー紹介をしなかったような…?(笑) 「Yasgur's Farm」の中でやらなかったので忘れてしまったのでしょうか。
Setlist 2014.10.23
- Kids(se)
- Too Young To Say Goodbye
- Heartland
- Moonwalk
- Mega Moon
- Yasgur's Farm
- A Kid Called Panic
- Dance Across The Ocean(encore)
- Lover's End Pt.III: Skellefteå Serenade(encore)
- Constant Bloom(encore)
- Methuselah's Children(encore)
Simon Åkesson/サイモン・オーケソン(vo, key)
Petter Sandström/ペター・サンドストロム(vo, g)
Pontus Åkesson/ポンタス・オーケソン(g, vo)
Johan Westerlund/ヨハン・ウェスタールンド(b, vo)
Tobias Lundgren/トビアス・ラングレン(ds)
Sebastian Åkesson/セバスチャン・オーケソン(key, vo)
- アーティスト: ムーン・サファリ
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- 発売日: 2014/10/15
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最新アルバム「Live In Mexico」は後から聴いたのですが、なかなか良い感じのライブ反芻アイテムとなってますね。曲順は2日目のものと近くなっております。
自分のツイートよりメンバーについての言及など
ということで今回も私のどうでもいい感想ツイートより。
ペター・サンドストロム(vo, g)
ボーカルのペターさんだっけ?あの人のライトなフレディみたいなステージアクションがプログレとは縁遠くて最高!
— UKP (@okprogre) October 22, 2014
拳振り下ろしながら半回転するようなやつw サイモンのキーボードの前でぴょんぴょん飛び跳ねるのも私もよくやるから凄く気持ちが分かる!
— UKP (@okprogre) October 22, 2014
ペター氏はあのイケメン集団の中でやや個性的な風貌ながら(失敬)、彼のアグレッシブなステージアクションがライブの楽しさを引き立てていたと思います。昨年のフェスのときにはあんなに動くイメージなかったのですし、YouTubeの動画などでもあの動きは見たことがなかった気がするので、本人の中で何かステージに対して意識の変化があったのでしょうか。
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ライブでも決して抜群に歌唱が安定している訳ではないのですが(その辺はサイモンの方が安定してますね)彼がいなかったらここまでこのバンドは好きにならなかったかもななぁ…。
サイモン・オーケソン(vo, key)
まず鍵盤はスウェーデンのバンドらしく、お馴染みのNord WaveとNord Electro3HPの2台。弟のセバスチャン氏はNord Electro3の61鍵盤ですね。ペダル類はNE3HPにサスティンのみといたってシンプル
— UKP (@okprogre) October 22, 2014
NWはほぼシンセリードとPad系(メロトロンのサンプルなど)、NE3HPはピアノとオルガン専用と使用音色はかなり限定されてます。NWは恐らくサイモンの私物(バンド機材?)でNE3HPは国内でレンタルしたものかと。NEにはKORGのシールが貼ってあったしねw
— UKP (@okprogre) October 22, 2014
今日は公演後にメンバーが登場して自分の機材をお片付け。サイモンは自前のフライトケースにNWを片付けてました。NE3はほぼ2音色しか使ってないのでレンタルでも充分ですよね。音色アレンジ的に簡略化してると思われるシーンも見られましたし。
— UKP (@okprogre) October 22, 2014
NWはアンコールのMethuselah's Childrenだったかな?一度バグってサイモンがこっそり電源切って再投入してました。あれ、Nordではたまにありますねw あとサイモンはオルガン演奏時にサスティンペダルでホールドしてました!ええ、やったもん勝ちですねw
— UKP (@okprogre) October 22, 2014
オルガンのレスリー切り替えはボタンでやってましたね。借り物だから設定が間に合わなかったのか、あれが使い慣れたやり方なのかも?
— UKP (@okprogre) October 22, 2014
キーボードがあの程度のミスタッチしまくるのはプロでも普通、という空気はできていいと思うw
— UKP (@okprogre) October 22, 2014
実際、彼らの演奏はちょっとしたミスは結構あるのですが、あまりそこは気にならなかったのですよね。やはり曲が良いってのは本当に強い。
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ポンタス・オーケソン(g)
Moon Safariの新しいライブ盤、いい意味で彼らのライブの荒さも収録されてて楽しいな。先日の来日の反芻アイテムとしても最適☆
— UKP (@okprogre) October 24, 2014
ジャストだったり緻密さ完璧な演奏力で聴かせる訳じゃないんだけど、彼らの魅力の大きな部分をライブが占めていることは間違いないんだよね
— UKP (@okprogre) October 24, 2014
しかしポンタス・オーケソンのギターがいいなあ。ギタリストに有り勝ちな泣きや、歌いすぎを極力廃した、ヴィブラートをあまりかけないソロが曲の良さを引き立ててるのよね
— UKP (@okprogre) October 24, 2014
あえてクリーンのペケペケした音とか引き算のアンサンブルを意識してるのだろうね
— UKP (@okprogre) October 24, 2014
彼のようなギターを積極的に歌わせていかないタイプのギタープレイが、このバンドにはとてもよくハマっていると思います。キーボードが2人にコーラスワークも厚いバンドなので、クリーン&単音のギターが丁度綺麗にアンサンブルに収まっている場面も多いと思います。