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「Boston T Party」Dave Fiuczynski/Jeff Berlin/Dennis Chambers/T Lavitz

ボストン・ティー・パーティー

ボストン・ティー・パーティー

ボストン茶会事件をもじったタイトルのバンド、、、というよりはTone Centerレーベルの企画盤ですね。次作の話も無いようですし。(本作は2006年にリリースされていた作品の国内盤リリース) Dixie DregsのT Lavitz(key)を中心に、最近は上原ひろみのHiromi's Sonicbloomでもスッカリお馴染みとなったDave Fiuczynski(g)、そしてJeff Berlin(b)、Dennis Chambers(ds)という、ハードフュージョン界の名手が揃ったスーパーバンドです、やれやれ。とりあえずジャケはなんとかしてくださいw
同じくT Lavitzが参加したSchool Of The Arts(id:OKP:20080217#p1)がアコースティックサウンドを重視していたのに対して、こちらのお茶会バンドはエレクトリック色の強いサウンド。Lavitzが演奏するのもシンセやオルガン、エレピといったエレクトリック楽器が多様されています。Fiuczynskiはかなり控えめな雰囲気もありますが、お得意のフレットレスギターから繰り出される個性的なサウンドはやはり唯一無二。相変わらず粒立ち良くタイトなベースラインを奏でるJeff Berlinに、デニチェンさんはもういつも通りw
メンツから想像してた程の胸焼けするようなハードフュージョンでも無く比較的聞きやすいサウンド(ちょいプログレ風味フュージョンって感じかなぁ?)で、プレイは文句なしですが曲が弱い感も。School Of The Artsはパーマネントなバンドとしての活動を期待したくなる作品でしたが、こちらは僕はこれ1枚でOKかなー。個人的な収穫は Wikipediaのボストン茶会事件の項を読んだことかもしれませんw