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「Music For 18 Musicians」Steve Reich & Musicians

Music for 18 Musicians

Music for 18 Musicians

ライヒ「18人の音楽家のための音楽」、僕の持っているCDはNonesuchの再録版(96年)だったのですが、ネットの評判などを見ると、やはり基本のECM盤(76年)は押さえておいた方が良さそうだったので買ってみました。
まず明らかな違いとしてトータルタイムが短い。Nonesuch盤の67分に対してECM盤は56分。各セクションの内容が全く同じなのかは分かりませんが、まず導入の「Pulses」からしてスピードがかなり違います。全体の印象では、整合性や落ち着き(熟成?)を感じさせる印象のNonesuch盤に対して、美しさの中に息詰まるような緊迫感すら感じるECM盤という感じでしょうか。どちらもそれぞれに素晴らしいですが、やはりオリジナルを聴くことを勧める人が多いのも分かる気がしました。ちなみに、Nonesuch盤は各セクション毎にトラックが切られていますが、ECM盤は56分1トラックなので聴き始めたら最後、一気に聴くしかないw
会社帰りの電車で聴き始めて、地元の駅に付いた所で最後の「Pulse」(ここは毎回何とも言えない気分になりますね)、自転車を降りたタイミングで丁度終わったのは感動したよ。