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「Nightwatch」Silje Nergaard

夜のまなざし

夜のまなざし

ノルウェーの女性シンガーソングライター、セリアの8thアルバム。先日聴いた「Darkness Out of Blue」がすっかり愛聴盤なっていましたが、続けて聴いたこちらの前作もまた非常によろしいのです。やはりこちらもポップス〜ジャズテイストの作品なのですが、「Darkness Out of Blue」に比べると、更にジャズエッセンスが濃く表れている曲も多く、しっとりと聴かせるジャズバラードからボッサ調のナンバーまで、タイトルの「Nightwatch」(放題:夜のまなざし)の通り、夜、静かに部屋で聴く音楽にとしても最適。「Darkness Out of Blue」もでしたが、作曲はSilje本人、作詞にはMike McGurkという名前がクレジットされ、1曲のカバー曲を除いて全曲このタッグによって作られています。甘くハスキーがかった歌声の魅力はもちろん、彼女はメロディメイカーとしての才能も素晴らしいものがあります。
静かに幕を開ける冒頭の「How Am I Supposed to See the Stars」の美しい情景にいきなり心を奪われます。ご機嫌なオルガンが聴ける#7「Take A Long, Long Walk」はアルバム中ではちょっと異質でもあり、楽しいアクセント。そして収録曲中、唯一のカバー曲がPat MethenyDavid Bowieの「This Is Not America」というのも、Methenyにデビューの後押しをされたSiljeだけに興味深い選曲。オリジナルとはかなり雰囲気の異なる、ジャズバラードのアレンジになっています。