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「GAME」Perfume

GAME(DVD付) 【初回限定盤】

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最近古い雑誌を整理していて、Lyle Maysの10数年前のインタビュー(We Live Here Tour来日時)を見つけたのですが、Lyleがアコピでソロを取る理由のひとつとして、「シンセサイザーの音がソロを弾くのに成長しきってない。まだ音が洗練されてないんだよね。シンセサイザーでずっと弾いていると、聴いている人の耳にはつらいソロとなってしまう。アコースティックピアノの方が、耳にとってはご馳走になると思う」なんてことを語っていて、あれだけオーガニックなシンセサウンドを奏でるLyle Maysですら、そう考えていたことに驚きました。また別の記事では、そんなシンセやアコピを別の楽器として区別している訳でなく、各種楽器の集合体を1つの楽器と捉えているということも語っていて、Lyleの表現手段としてどれも大切な媒体なのだなぁとか。

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、、、といきなり脱線してますが、個人的にもシンセやエレクトリック一辺倒なサウンドは普段は避けがちなのですが、そんなエレクトロワールドにひたすらに傾倒し、唯一のアコースティック楽器?であるボーカルまでもシンセサイザーの音色と並列に処理されてしまった、Perfumeちゃんのニューアルバムを聴きました。
サウンドはかなりハードで時に攻撃的だったりもするけど、そこにキャッチーなメロディやシーケンスが組み合わされ、ソリッドだけど耳心地が良い、不思議なバランスの取れたアルバムだと感じました。アルバム曲とシングル曲の配置も絶妙で、トータルで聴ける流れが作られているのも見事だなぁと。試しにアルバム曲を単独で聴いてみると、アルバムトータルの流れの中で聴いた方が印象は断然いいんですよね。
ただし、アイドルグループのアルバムというよりは、サウンドプロデューサーの中田ystkの作品に、Perfumeの3人が全面的にフィーチャーされている、といった印象も。特にアルバム曲はその傾向が顕著で、もはやボーカルが完全に音素材の1つとして扱われています。聴き手として良質な音楽だと認識しつつ、一方でアイドルグループの作品としては?マークを感じる所もあったのですが、このインタビューなどを読むと、本人達もそんなプロデュースに納得した上での方向性なのかなぁと。なんにしても現在のPerfumeを取り巻く追い風な状況は、このystk氏のサウンド抜きにはありえない訳で、実際に結果も追いついた本作は、彼女たちにとっても意味のある作品となることでしょう。
ちなみに個人的な好みを挙げると、最新シングルの「Baby cruising Love」と「マカロニ」、「チョコレイト・ディスコ」、、、ってシングルばかりw 「チョコレイト・ディスコ」エンディングのシンセの裏メロとか好きなんですよね。本作には収録されてませんが、「Seventh Heaven」エンディングのシンセとか… なんというかRick Wakeman的?w(クラシックピアノの練習曲みたいなやつね)
そうそう「シークレットシークレット」も結構好き、と追記。