それはさておき、僕がオルガン大好きっ子、というのはうちのお客さんにはお馴染みかと思いますが(?)そんなオルガン話を少々。 オルガンサウンドが活躍する音楽は、主役級で使われる花形のジャズを筆頭に、各種ロック、フュージョン、ファンク、ソウルなど様々にありますが、個人的に何気に好物なのが、ごく普通のロックやポップスで地味ぃ〜にバッキングに徹しているハモンド系(クローン含)のオルガンプレイです。
特別ソロを弾くでもなく、例えばAメロは弾いていなかったり、それどろこか2コーラス目まで一切出番が無かったりw、演奏も2〜3和音のコードにちょっとしたオブリが入る程度だったり、全く持って地味な存在。そんな隠し味的なオルガンですが、バンドサウンド、特に歪んだギターが一緒に鳴っている中でのアンサンブルへ絡み付くような愛称の良さは、どんなリッチなシンセサイザーのパッドでも為し得ません。そんなパッド的オルガンプレイ、様々なお約束パターンがあるのですが、そこいらの話は長くなるのでまた気が向いた時にでも。
Bメロから上昇グリスを切っ掛けに白玉コード、なんてあまりにお約束過ぎるパターンですが、これがたまらないんだな〜。ということで話を戻して、そんな素敵な隠し味オルガンが堪能できるBrian Adamsのライブアルバムなのでした。(大半の曲で同じようなパターンで入ってきます)