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「Hits, Acoustic and Rarities」Night Ranger

Hits Acoustic & Rarities

Hits Acoustic & Rarities

先日ちょっと取り上げたNight Rangerの25周年記念のベスト盤がAmazonより届きました。2005年に輸入盤のみでひっそりと出ていたようで、てっきりアコースティックアルバムかと思いきや、アコースティックアレンジは「Sister Christian」1曲のみで、他は全て新録という驚きの内容でした。ちなみに「Sister Christian」は「VH1 Classic Metal Mania: Stripped」に収録されているのと同じもののようですね。 ラストの「Don't Tell Me You Love Me (Live)」は2003年来日の渋谷公演の音源とのこと、日本盤出てないのにw(早くライブDVDなり、CD出してよ!)
新録の音源は、1st〜3rdの楽曲からのお馴染みのヒットソングばかりで(やはりこの時期が本人達も思い入れが強いのでしょうか)、アレンジもほぼオリジナルを踏襲したセルフ完コピ。ライブでは半音下げになっていたキーもオリジナル通りですし、ライブで崩して弾いているギターソロも、あえてオリジナルに近い形で弾いていたり、また若干アレンジが加わっている部分など、オリジナルを聴き込んでる人ほど、その辺りの違いを楽しめるかも。
録音は正直今のものにしては、あまり誉められたクオリティではでなく、質の良いプリプロ音源といった雰囲気すらありますが(ギターのミッドブースト気味な音はなぁ…)、逆にそのラフさ、生々しさがライブ盤を聴いてるような雰囲気も。個人的にはこの録音、結構好きです。

オリジナル録音の若々しさや勢いこそありませんが、ベテランメンバー達による熟練の演奏で、プレイのタイトさはオリジナル以上。Jeffのエイトフィンガーやピッキング精度は今の耳で聴いてもやっぱり凄い!(つーか巧くなってるしw) Jackの声が今でも元気+なのに対して、Kellyに年相応の貫禄が出ているのが印象的で、「When You Close Your Eyes」のA/Bメロの対比とかオリジナル以上に色濃く出てます。
どれも素晴らしい楽曲のオンパレードですが、ハードさを増した「Rumours In The Air」などいいですね〜。キーボードがオリメンのAlan Fitzgeraldから、元Great WhiteのMichael Lardieに変わっているので(これは残念ではありますが)、微妙に音色セレクトが違ったりする所も注目かも? そして続く「Goodbye」、これは前回の来日を見てるファンとしては無条件に泣けるんです… 特にラストのBradのギターソロがバランス大きめに収録、ライブよろしくに弾きまくり、、、最高です(涙)
http://youtube.com/watch?v=jgENjvjM_Qk
ファンならお馴染みですが、アウトロソロの左右交差はJeffじゃなくてBradなんですよね。このソロが秀逸すぎ。(Jeffの間奏ソロも素晴らしいです)