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Terry Bozzio OUT TRIO@STB139/1.26 Fri 19:30〜

(改めて)
STB139のJazz Rock Super Drummer Series第1弾として超絶ドラマーTerry Bozzio率いるOUT TRIOが来日、、、、との触れ込みでしたが、実際はギタリストのAlex Machacekの最新ソロアルバムに伴うバンドだった模様。日本での知名度を考えると、Terryメインになってしまうのはしょうがないのでしょうかね。日本ではよくあることw
会場は開演間近にはほぼ満席、刀剣で余裕だろうと思ってましたが、ちょっとナメてましたね、失敬。ボジオ人気はダテじゃない。ちなみにJeff Beck@Guitar Shopの時以来、18年ぶりの来日だったようです。当然、ワタクシはお初でした、ボジオさん。

さて、ステージ中央にはこのTerryのセットがド〜ン! これでもフルセットからはバスドラ、シンバル等を減らしたコンパクトverのようですが、左手サイドにズラリと並ぶ大量のメロタム群、そこから後方にかけてグロッケンや銅鑼等様々なパーカッション類、正に“要塞"との言葉がピッタリなセットです。オブジェの如くパイプが曲線を描くラックシステムは壮観!
Terryのドラムプレイについてはあえて語るまでもなく、これまで幾度となくCDや映像で耳にして来たあの凄まじいプレイが目の前で展開されているのだから、驚かない訳が無い! 50代半ばという年齢にはとても見えない若々しいルックスのTerry、セットリストの半分以上は眼鏡をかけての演奏でしたが、あのとんでもない難曲の数々、楽譜を見たからってそう叩けるものでないのは誰の耳にも明かです。 もっと近くで手足のショット、ストロークをじっくり観察したかったですが、素人目にも尋常じゃないことをしてるのが分かる、手業足技入り乱れたドラミング。始終、正確無比・冷静・クレバーという言葉の似合うブレの無いドラミングで、所謂“情熱的な〜"“炎が出るような〜"タイプのドラマーともまた一線を画すスーパードラマーなTerry Bozzioさんでした。
そういえばTerry、大半の曲ではスネアのスナッピーOFFにしたまま叩いてましたね。チューニング高めのポコポコした音とオープンリムのカンカンした音を使い分けながらも、なかなかスナッピーをONにしない。数曲ではちゃんとONにして叩いてましたが、個人的にはもう少しその音色でも聴きたかった気が…。

(Sic)
そして今回の本当の主役(?)はギタリストのAlex Machacekさんだったようですが、この人もまたとんでもないギタリスト。30代半ばという若手のようですが、プレイスタイルはズバリAllan Holdsworth系。使用ギターもグリーンのSteinberger GMタイプで、Allan Holdsworth直系な変態レガートソロからコードプレイ、更にフルピッキングでの高速ソロ、連続全弦スイープの数々など、只のHoldsworthフォロワーじゃないな、といった感じ。今回演奏された曲も、この人のソロアルバムからのものばかりだったようです。 ベースはTerry同様にZappaバンドの出身、ZONの5弦フレットレスを操るスキンヘッドのDoug Lunnさんでしたが詳細は割愛しますw

といった感じで、バンド自体はモノ凄かったのですが、肝心の曲が、事前に全く予習をしていなかったのが裏目に出ました。演奏される曲のどれも非常に前衛的とでもいいましょうか、変拍子バリバリはもちろん、ギターとドラムが細かい音符でユニゾンしまくるような、キメキメの嵐のまま丸一曲、、、みたいなものばかりw 途中各自のソロも挟まれたりするのですが、分かりやすいメロディやテーマが少ないだけに、油断して聴いていると急に眠くなったり、、、ってちゃんと曲を知ってたらまた違ったのでしょうね。 それでも個人的には各メンバーのハイテクニカルな演奏、緻密なアンサンブル、ギターのフレーズに見事に追従するTerryのドラム(これね、もう笑っちゃうぐらい凄いよw)… 等々、見所は盛りだくさんだった訳で、それなりに楽しめたライブでした。 ただしもう一日見たいか?と言われたら微妙☆カナ