Replay X3 (4pc) (Rmst Ac3 Dol Dts Box) [DVD]
- 出版社/メーカー: Island / Mercury
- 発売日: 2006/06/13
- メディア: DVD
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音の方もリマスタリングによって、最近のものと遜色なく聴けるものとなってますし(というか音声レベルちょっと高すぎません?w)、映像は流石に当時のクオリティですが、彼らのファッションや使用楽器・機材など、様々に当時のRushを知るにのにもベストな映像作品です。
先日のRock Fujiyamaでマーティさんがアメリカ人は変拍子は取れない、的な冗談を言ってましたが、特に「Permanent Waves」以降のRushはポップでコンパクトなサイズの楽曲、複雑で高度な演奏とアレンジ、そして親しみやすいキャッチーなメロディのどれもを共存させ、時代に即した様々なアプローチを成功させて、この手の音楽にしては異例な程(?)長きに渡り絶大な人気を誇って来ました。更に90年代以降においても、彼らの類い希無い創造力は衰えることなく、30年を越えるそのキャリアを現在も最前線で走り続けているのは、近年の「Rush in Rio」や「R30」等を見ても明らでしょう。
いやー、しかしAlex Lifesonのギターは絶品ですね。独特の空間的なサウンドとアプローチはPoliceのAndy SummersやU2のThe Edge(恐らく2人の影響を受けてそう)らにも通じる所がありますが、タイムリーな所で(?)ジャズギタリストのKurt Rosenwinkelが空間的な表現において、Pat MethenyやAllan Holdsworthらと並んでLifeson、Summersらの名前を挙げていた所などは興味深いですね。 まだスリムだった時代のAlexも必見です。Exit〜だけですがw 彼らの使用楽器は比較的良く変わるのですが、80年代は当時の多くのドラマー同様にキットにシモンズのエレドラを組み入れていたNeil Peartですが、現在はRoland(V-Drams)とエンドース契約を結んでいますね。