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「Extraction」Greg Howe/Victor Wooten/Dennis Chambers

元シュラプネル系ギタリストのGreg Howeが中心になってのアルバム、メンバーはGreg Howe(g, key, syn), Victor Wooten(b)、Dennis Chambers(dr)、Dave Cook(key)となってます。
とりあえず1曲目から怒涛の超絶技巧のオンパレードです。凄まじいばかりの音数に、キメの連続、ため息の出るテクニカルなソロと、カッコイイことは確かなのですが、仕事で疲れて帰宅した夜に「エンジェルズ」を眺めながら聴く音楽では無いことは間違いないでしょう。全く癒されません。
超絶フュージョンで幕を開けたかと思えば、ヘヴィなファンクナンバー、プログレ的な複雑なリズムの変拍子曲、Gregのエレアコが渋いラテン調ナンバー… などなど、セッション一発的なモノでなく丁寧に作り込まれ、バラエティに富んだ内容になっているので、この手のCDにありがちな「1枚聴いたらグッタリ…」みたいなことにはなりません、、、多分。「好きな人はとことん好き。ダメな人は絶対ダメ」と好みの別れるジャンルだとは思いますが、このメンバーにピンと来るような方にはお勧めできるアルバムでしょう。